パナソニックは7日、高い堅牢性を持つタブレットPC「TOUGHPAD」の新製品「FZ-M1」を発表した。Windows 8.1 Proを搭載した7型タブレットで、OSの違いやLTEの有無で4機種を用意。価格はオープンで、法人向けに3月上旬より順次発売する。
いずれも第4世代のIntel Core i5-4302Y vPro(1.60GHz)を搭載した、7型WXGA(1,280×800ドット)解像度のタブレット。600gを切る重量ながら、同じくWindows 8 Proを搭載した10.1型モデル「FZ-G1」の120cm落下試験より30cm高い、150cmからの落下試験をクリアしている。防水・防滴性能は、FZ-G1と同等のIP65に準拠。
バッテリはユーザー側で交換でき、駆動時間はJEITA測定値で約8時間。約16時間駆動するLバッテリや、ホットスワップ機能もオプションで選択できるほか、バーコードリーダーや有線LANコネクタ、NFCなどのアタッチメントオプションも用意する。
Windows 8.1 Pro 64bit搭載で、ドコモのXi LTE非対応の「FZ-M1CCAAZBJ」の主な仕様は、メモリが4GB、ストレージが128GB SSD、ディスプレイが7型ワイド(1,280×800ドット、10点マルチタッチ対応)。デジタイザペンは付属せず、オプション品となる。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0。主なインタフェースはUSB 3.0、microSDカードスロットなど。本体サイズはW202.7×D18×H132mm、重量は約540g。
ラインナップはこの「FZ-M1CCAAZBJ」のほか、上記仕様にXi LTE対応ワイヤレスWANモジュールを追加した「FZ-M1CCAAJBJ」、OSをWindows 7 Professional 32bitにダウングレード(Windows 8.1 Proダウングレード権行使)した「FZ-M1CCAAZCJ」、OSをWindows 7 Professional 32bitにダウングレードしてXi LTEに対応した「FZ-M1CCAAJCJ」となる。「FZ-M1CCAAJBJ」および「FZ-M1CCAAJCJ」の重量は約550g。また、ダウングレードモデル2機種の発売時期は3月下旬。