マウスコンピューターは6月17日、6月中旬に公開されたWindows Update適用後に一部の同社製PCにてOSが正常に起動しない不具合を確認したと発表した。
Microsoftが提供した6月のWindowsセキュリティ更新プログラムに関する問題とみられ、富士通やGIGABYTEも同様のアナウンスを行っている。Microsoftでも6月のWindowsセキュリティ更新プログラムを導入後「特定のWindowsデバイスの一部が起動に失敗する」ことを認識しており、メーカーごとに症状が異なると言及している。
マウスコンピューター製PCの主な症状は「同社ロゴ画面から先に進まない」、「『自動修復を準備しています』の画面で停止する」こと。
同社は起動しない原因をシステム構成とWindowsUpdateの整合性に起因する問題とみており、OS起動不可の症状が出ている製品の一部へ対応BIOSを公開した。
更新用BIOSが公開されている機種は、mouse A5、mouse B5、mouse F7、mouse K5、mouse K7、DAIV S4、DAIV R6、MousePro C4。
現在BIOS準備中の機種は、G-Tune E4、G-Tune E5、G-Tune P5、G-Tune P7、DAIV 4N、DAIV 5N、MousePro L5。
マウスコンピューターでは必要な情報を同社サポートページで随時更新していく予定。