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排水管の掃除の様子
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排水管つまりを防ぐためにできること|自分でできるおすすめの掃除方法

2024.08.30
2024.08.30
排水管の掃除の様子
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排水管のつまり予防には、日々のお手入れが大切です。掃除せずにいると、いずれは詰まってしまう可能性が高いです。ここでは排水管つまりの原因や、詰まった時の対処法を解説します。また自分でできる簡単なお掃除方法も紹介します。
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丸山 功
監修者

水道設備業者 水道配管設備主任

丸山 功 (株式会社プログレス)

株式会社プログレス 入社平成22年4月 暮らしの中で必要なレスキューサービスを提供する株式会社プログレスにて水道管設備主任を担当。水回り業務に10年従事し、累計5000件の水道管関連のトラブルを解決。多くのお客様に信頼される「水道管」のスペシャリスト。

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排水管のつまりはなぜ起きる?

そもそも、排水管の詰まりはなぜ発生するのでしょうか。キッチンや浴室など、排水管別に詰まりの原因は異なります。その原因を知ることが、排水管つまりの予防につながります。

排水に含まれる油やゴミが溜まる

キッチンの排水管つまりの主な原因は、油汚れや食材のゴミです。食器やフライパンにわずかに付いている油分や食べ残しをそのまま流すと、排水管にゴミとして溜まっていきます。特に油は水で流れにくく、排水管に付着します。料理で使った野菜の破片などを流してしまうことも、排水管つまりの原因です。

浴室の排水管つまりの原因は、主に髪の毛です。その他の原因は皮脂やカビ、シャンプーやボディソープによる石けんカスです。排水口に溜まったゴミや汚れを放置していると、排水管に流れてつまりの原因となります。

洗面所の排水管つまりの原因は、浴室の物と似ています。髪の毛や手の脂、ハンドソープによる石けんカスなどです。その他に洗面場所で詰まりやすいのは異物です。指輪やピアスなどのアクセサリー類を洗面台に落としてしまい、排水管が詰まってしまうケースが多いです。

洗濯機の排水管つまりの原因は、衣類の繊維や皮脂、洗剤の洗い残りです。洗剤は指定の用量より多く使用すると、洗剤が洗濯機に残ってしまい、洗い残りの原因となります。またお風呂の残り湯を洗濯に使用していると、排水管つまりの可能性は高くなります。髪の毛や石けんカスといった、浴室のつまりの原因も加わることになるからです。ポケットから出し忘れたティッシュなどの紙類もつまりの原因となります。

水の通り道が狭まって詰まる

排水管にゴミや汚れが蓄積すると、水の通り道が狭くなります。皮脂などの油系や、石けんカスや洗剤の洗い残りは粘度があります。そのため排水管にくっつきやすく、放置しているとどんどん蓄積していきます。

住宅の排水管で汚れが溜まりやすい場所は、キッチンと浴室です。この2つは使用頻度が高く、油や石けんカスが排水に多く含まれます。排水管に付いた粘ついた汚れに食材のゴミや髪の毛が絡まることで、管の中でゴミが溜まっていきます。その汚れの蓄積により、水が流れにくくなったり排水管が詰まるという現象が発生します。

洗濯機は大量の水を一度に排水するため、排水管の汚れも流れていきやすいです。洗面も、異物さえ落とさなければ排水管つまりは起こし辛い傾向にあります。しかし詰まる可能性はあるため、定期的な洗濯機のクリーニングやパイプクリーナーでのつまり予防が必要です。

水まわりの場所別排水管の掃除方法

排水管は、場所によって掃除方法が異なります。排水口からの汚れが排水管に流れていくので、つまりの予防には排水口の掃除が重要です。ここではそれぞれの排水口と排水管に応じた、適切なお手入れ方法をご紹介します。

キッチンの排水口・排水管

キッチンは菌が繁殖しやすいので、衛生的な観点からも2~3日に一度の掃除をおすすめします。シンクや排水口は食材のゴミが溜まりやすいため、まずはそれを取り除きます。そのあと、ブラシやスポンジで食器用洗剤や塩素系洗剤をつかって洗います。食中毒予防のため、食器を洗うスポンジで掃除するのはやめてください。排水管の入口は、歯ブラシや布を巻いた割り箸などで掃除しましょう。排水管の中の汚れは、軽度な物ならパイプクリーナーで解消できます。

洗面台の排水口・排水管

洗面台に溜まりやすい汚れは、主に髪の毛です。まず排水口の蓋に絡んだ髪の毛を取り除きます。そのあと、蓋についた汚れを歯ブラシや掃除専用のスポンジなどで落とします。カビやぬめりが取れない場合は、塩素系漂白剤をかけてしばらく放置しましょう。そのあと、排水管にパイプクリーナーを投入して汚れを落とします。

浴室の排水口・排水管

浴室の排水口に溜まりやすい汚れは髪の毛や石けんカス、皮脂やカビです。浴室の掃除は少々厄介で、それぞれの汚れに効きやすい洗剤が異なります。石けんカスは酸性の洗剤、カビは塩素系、皮脂は重曹などのアルカリ性、髪の毛はパイプクリーナーが効果的です。石けんカスと皮脂汚れには、2つの汚れを一度に落とせる中性洗剤がおすすめです。

排水口の髪の毛を取り除いたあと、カビに塩素系の漂白剤をかけて放置します。しばらく放置したあと、スポンジやブラシ、歯ブラシなどで排水口の汚れをこすって落とします。そのあと排水管にパイプクリーナーを流せば完了です。

洗濯機の排水口・排水管

洗濯機に溜まりやすい汚れは服の繊維や皮脂、洗剤の洗い残りです。洗濯機の排水管が詰まると、洗濯機にエラー表示が出ます。または、洗濯機自体から悪臭がします。洗濯機クリーナーを使っても臭いが改善しない場合は、排水管が詰まっていると考えてよいでしょう。

掃除を始める前に、水があふれるのを防ぐため洗濯機につながる蛇口を閉めてください。まずは排水ホースを抜いて、排水口のパーツを外していきます。排水口やパーツをスポンジや歯ブラシで掃除したあと、排水管にパイプクリーナーを流します。しばらく放置したあと、コップなどを使って排水口から水を流しましょう。

今すぐできる!排水管つまりを防ぐためにできること

つまりの原因を排水口に流さなければ、排水管つまりは防ぐことができます。ここではつまりを防ぐためにはどうすればよいのかを解説します。

  • 油汚れは拭き取ってから洗う
  • 食材のゴミを流さない
  • 髪の毛を流さない
  • ポケットのゴミを確認してから洗濯する
  • 定期的に掃除を行う

油汚れは拭き取ってから洗う

キッチンの排水管つまりは、油汚れによることが多いです。油は排水管に付着しやすく、一度付いてしまうと中々取れません。日頃からできる対策は、食器やフライパンなどは油汚れを拭き取ってから洗うことです。ティッシュやキッチンペーパーで油分を取り除いてから洗いましょう。

食材のゴミを流さない

キッチンの排水管が詰まる主な原因は、油汚れ以外では食材のゴミや食べ残しです。小さな破片でも、流れ切らなかったものが排水管に付着し蓄積します。食材のゴミを流さない対策は、排水口に排水ネットを付けることです。排水ネットは100円均一などでも売っており、ぬめりや食中毒を予防する抗菌性のものも販売されています。

キッチンの排水管つまり予防のために、代わりにトイレに食べ残しを流すのはいけません。食材のゴミは便やトイレットペーパーと違い、水には溶けません。トイレの排水管が詰まる原因になるため、食べ残しや嘔吐物を流すのはやめましょう

髪の毛を流さない

浴室や洗面台の主なつまりの原因は髪の毛です。排水口に放置されている髪の毛が、排水管に流れることで管が詰まります。予防としては、浴室と洗面台の排水口を頻繁にチェックすることです。髪の毛を発見しだい取り除きましょう。

髪の毛だけでなく、ヒゲやムダ毛にも注意が必要です。細かな毛ですが、髪の毛と同様に排水管に付着してつまりの原因となります。しかしムダ毛やヒゲは細かいので、排水口ではせき止められず排水管に流れてしまうことが多いです。浴室の排水口の場合は、キッチンと同様に排水ネットで対策できます。

洗面台での対策としては、ヒゲ剃りなどのあとに毛を水で流さず拭き取ることです。それでも、ある程度の毛は排水口から流れてしまいます。つまり予防として、洗面台の排水口に定期的にパイプクリーナーを投入しましょう。

ポケットのゴミを確認してから洗濯する

洗濯機のつまりの原因の一つは、服のポケットのゴミの出し忘れです。ティッシュやレシートなどを洗濯してしまうと、つまりの原因となります。その上洗濯物にティッシュなどが絡むと、取り除くのが大変です。洗濯の前に、ポケットのゴミを確認することを習慣付けましょう

定期的に掃除を行う

排水管つまりを防ぐには、排水口のこまめな掃除が大切です。これはすべての排水口に共通することで、定期的にお手入れすることが重要となります。つまり予防で簡単な方法はパイプクリーナーの使用ですが、それ以外の方法を2種類紹介します。

ひとつ目はクエン酸と重曹の化学反応を利用した方法です。この2つが合わさると、汚れを浮かす泡が発生します。まず重曹とクエン酸を1:2の分量で用意します。重曹を先に排水口にかけ、15分ほど放置し重曹に汚れを染み込ませます。クエン酸を排水口にかけてお湯を上から注ぐか、クエン酸を混ぜたお湯を排水口に注ぎます。クエン酸は水に溶けにくいので、50℃ほどのお湯を使用してください。

下記の記事でクエン酸と重曹を使った方法を解説していますので参考にしてください。

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もうひとつはお湯を流す方法です。排水管の汚れはお湯で浮かせることができるため、お湯を定期的に流すだけでつまり予防の効果が得られます。お湯の温度は50℃前後にしてください。排水管が耐えられるのはだいたい60℃までなので、それ以上の温度のお湯は流さないようにしましょう。

排水管が詰まってしまったときの対処法

排水管の詰まりに気を付けている場合でも、やむを得ず詰まってしまうケースはあります。ここでは配管が詰まってしまったときの以下の対処法を5つ紹介します。

  • パイプクリーナーを使った方法
  • お湯とタオルを使った方法
  • ラバーカップを使った方法
  • ワイヤーブラシを使った方法
  • 水道業者に依頼する

パイプクリーナーを使った方法

パイプクリーナーは、油や髪の毛を溶かします。キッチンの油汚れや洗面台と浴室の髪の毛、洗濯機の皮脂汚れに有効です。そのため、排水管が詰まった場合、基本的にはパイプクリーナーで改善できます。

パイプクリーナーには、液体と粉末の2種類があります。どちらの種類でも、注意点は体内に入らないようにすることです。粉末のものは開封した際に粉が飛び散ることで吸い込んでしまう可能性があるため、使用には注意が必要です。

パイプクリーナーを投入してから時間が長いほど汚れを溶かすと考えて長く放置してしまう方や十分に洗い流さない方がいます。クリーナーの種類によって適切な長さが異なり、長ければいいというわけではありません。むしろ一度溶けた汚れが再度固まることで悪化することがあるので適切な使用を心がけてください。こちらの記事では排水管掃除におすすめの洗剤を紹介していますので参考にしてみてください。

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お湯とタオルを使った方法

お湯で改善が可能なつまりは、主に油汚れです。そのため、この方法はキッチンの排水管つまりに適しています。用意するものは、汚れてもよいフェイスタオルと50℃~60℃のお湯です。火傷や排水管の損傷を防ぐため、これ以上の温度にはしないでください。

シンクにお湯を張るため、タオルを排水口が完全に塞がるように詰め込みます。お湯を張ったあとタオルを引っ張るので、そのための持ち手部分は残してタオルを詰めてください。では、お湯をシンクいっぱいに溜めます。そのあと、タオルを思い切り一気に引っこ抜きます。このときのお湯が一気に流れる圧で、排水管のつまりを改善します。

ラバーカップを使った方法

ラバーカップ、別名すっぽんを使ってつまりを改善する方法です。空気圧でつまりを改善するため、どの排水管つまりにも有効です。どの場所で使う場合でも、まずは排水口の蓋などを取り外し、排水管に直接水を流せるようにします。ラバーカップのゴム部分を排水口に取り付けます。真空状態にするため、ゴム部分が浸かるまで水を溜めます。ラバーカップをゆっくりと、限界まで押し込みます。

次に、ラバーカップを思い切り引っ張ります。この時、水が飛び散ってしまう可能性が高いです。数回に渡り、同じ工程を繰り返してください。洗濯機の排水口の場合は、台座が浅く水を張れない場合があります。その時は水を張る工程は省いてください。

ワイヤーブラシを使った方法

ワイヤーブラシはを排水管に挿入し、ゴミを取り除く方法です。髪の毛や食材のゴミ、衣類の繊維などの幅広いゴミを排水管から直接取り除くことができます。短いブラシだと奥まで掃除できないため、できるだけ長いものを使用しましょう。太過ぎるブラシを選ぶと、使用できる排水管が限られるので注意してください。

ワイヤーブラシで強くこすると配管が傷付くため、ゆっくり優しく動かしゴミを取り除きましょう。ブラシを回転させながら動かすと、上手く奥まで入れられます。下記の記事でワイヤーブラシを使った方法について1から解説しています。

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水道業者に依頼する

詰まってしまった時の対処法を試しても改善しない場合は、排水管関連のプロである水道業者に依頼しましょう。つまりが改善しないからといって無理に自分で掃除した際に、排水管を壊してしまったケースも存在します

業者に頼んだ場合、高圧洗浄機などの専用の機械で掃除してもらえるため、簡単につまりが改善する可能性が高いです。依頼料も1万円程度で済む場合もあります。つまりの対処法を試す時間がなかったり、自分で直す自信がない場合はその道のプロに頼みましょう。

日頃から掃除をして排水管つまりを予防しましょう

排水管は、つまりが酷くなると自分では改善できない場合もあります。そのため、日頃から自分でつまりを予防することが大切です。つまりを防ぐには、つまりの原因を理解し原因となるものを流さないことです。また定期的に排水口の掃除をすることで、排水管がつまるまで悪化することは防げます。

万が一詰まってしまった場合は、ぜひ紹介した対処法を試してみてください。ある程度試しても改善しない場合は、つまりが酷くなる前に水道業者に依頼しましょう。

水まわりのレスキューガイドでは日本全国の水道業者を独自調査して紹介しています。下記からお住まいの地域の業者を探し、依頼先を探す際にご活用ください。

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