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【排水溝掃除】業者がする4タイプの作業と料金相場!おすすめ業者も紹介
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【排水溝掃除】業者がする4タイプの作業と料金相場!おすすめ業者も紹介

2024.09.24
2022.08.15
【排水溝掃除】業者がする4タイプの作業と料金相場!おすすめ業者も紹介
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「排水溝掃除を自分でしたけど綺麗にならないから、業者にお願いするしかないのかな?」
「そもそも業者はどんなやり方していて、料金の相場はいくらくらいなのかな?」
そんな疑問やご要望にこたえます。

一戸建てやマンション・アパートに住んでいる人のために、業者がする排水管掃除の作業4タイプの解説と料金相場を解説。

排水管掃除をする業者を選ぶ基準と業者への頼み方、基準を満たしているおすすめ業者も紹介しています。

また、消費生活センターが呼びかけている、低料金を装った高圧洗浄の悪徳業者についても情報を共有しています。

【記事は約3分で読めます】
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丸山 功
監修者

水道設備業者 水道配管設備主任

丸山 功 (株式会社プログレス)

株式会社プログレス 入社平成22年4月 暮らしの中で必要なレスキューサービスを提供する株式会社プログレスにて水道管設備主任を担当。水回り業務に10年従事し、累計5000件の水道管関連のトラブルを解決。多くのお客様に信頼される「水道管」のスペシャリスト。

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業者がする4タイプの排水溝掃除と料金相場

排水溝掃除で業者がする作業は、主に4タイプあります。

作業方法 作業内容
高圧洗浄機使用 高水圧で汚れを押し流す
トーラー使用 ワイヤーブラシで汚れを掻き出す
業務用洗剤使用 洗剤で汚れを溶かして流す
分解掃除 排水口・排水管を分解して掃除(場合による)

汚れの程度や排水管の年数、構造などによって、作業内容が変わります。これらの作業を組み合わせて、排水口掃除をするケースも多いです。

気になる作業料金の相場は、業界団体から公表されていません。そのため、ここでは一定基準を満たした実績豊富な水道局指定の水道修理業者5社の料金表から、作業の料金例の範囲を掲載しました。

相場ではありませんが、ある程度の参考となるはずです。

汚れの程度 作業内容 作業料金
料金例
【高圧洗浄機使用】高水圧で押し流す 17,000円〜40,000円程
中・高 【トーラー使用】ブラシで掻き出す 10,000円〜25,000円程
【業務用洗剤使用】洗剤で溶かして流す 5,000円〜10,000円程

これに加えて、部品の交換が必要な場合は部品代がかかります。

業者の料金設定はまちまちで、出張費・廃材引き取り料・材料費・パイプの長さに応じた料金、一定の作業時間を超える追加料金なども別途必要なところがあります。

ですので、まずは業者に見積もりを出してもらって、はっきりとした金額を確認してから、依頼をすることをおすすめします。

それでは、それぞれの作業内容をみていきます。

【排水溝掃除で業者がする作業】高圧洗浄機使用

高圧洗浄機を使用した排水溝掃除は、もっとも主流な方法です。排水管の汚れを水圧で落として洗い、押し流します。

隅々まで綺麗に掃除をしやすく、排水管が全体的に綺麗になります。

高圧洗浄機とは?

高圧洗浄機とは、高圧の水を噴射する洗浄機です。排水溝掃除用のものは、しなりやすい長いホースがあって、その先端に水を噴射するヘッドが付いています。

ヘッドはさまざまな種類が存在。汚れの状況や排水管の配管によって適切なものが使われます。

高圧洗浄機は掃除機をもっと大きくしたくらいのポータブルタイプの機器のものと、トラックが丸ごと高圧洗浄機になっている高圧洗浄車があります。

一戸建ての一般家庭やマンションの一戸なら、通常はポータブルタイプの高圧洗浄機で十分です

もしも高圧洗浄車を使用する見積もりを業者から出されたら、別の業者の見積もりも確認してみましょう。断った方がいい可能性が高いからです。

作業内容

排水口から、高圧洗浄機のホースのヘッドを入れると、ヘビが這うように排水管へと入っていって、高圧の水を噴射。

排水管にこびりついた汚れを水圧で落として洗い、押し流します。

メリット

高圧洗浄の主なメリットは、3つあります。

メリット
  • 排水管にこびりついた粘性のある汚れを落とすことが可能
  • 排水管内をすみずみまで綺麗にすることが可能
  • 排水管の奥深い部分まで掃除をすることが可能

デメリット

高圧洗浄のデメリットは、2つあります。

デメリット
  • 排水管に、擦り傷が付く
  • 高圧洗浄中に、屋内に悪臭が広がることが多い

それぞれ、見ていきます。

排水管に擦り傷が付く

高圧洗浄をすると、排水管にホースを滑らせるときに、多少の擦り傷が付きます。

ですが、ホースは排水管を傷つけにくいように改良をくり返して進化し続けている、と一部のメーカー商社が公表しています

それに、多少の擦り傷を差し引いても、つまりや臭いのトラブルを回避できる利点の方が大きいでしょう。

高圧洗浄中に屋内が臭くなることが多い

高圧洗浄中に、屋内が臭くなって、終わった後も臭いが残ることが多いです。

ただし、これは一時的なもの。換気を十分にして、時間が経つと臭いは消えます。

【排水溝掃除で業者がする作業】トーラー使用

トーラーを使用した排水溝掃除は、排水管内の汚れをワイヤーブラシで掻き出す方法です。

トイレのつまりによく使われます。

トーラーとは?

トーラーとは、長いワイヤーの先端に回転ブラシのヘッドが付いた掃除器具です。

ヘッドはブラシ状や、らせん状のワイヤーなど、さまざまな種類が存在。状況によって適切なものが使われます。

作業内容

排水管にトーラーのワイヤーを入れて、ブラシを回転させながら汚れをゴシゴシとこそげ落としていきます。

固い塊がある場合は、細かくくだいたり、取り出したりします。

メリット

トーラーを使った排水溝掃除のメリットは、3つあります。

メリット
  • 排水管にこびりついた固めの汚れを掻き出すことが可能
  • 排水管にある固めの汚れの塊をくだくことが可能
  • 排水管に落としたものを取り除くことが可能

デメリット

トーラーのデメリットは、3つあります。

デメリット
  • 対応できない排水管がある
  • 排水管の粘性のある汚れは綺麗に取れない
  • 排水管に多少のかすり傷ができる

それぞれ、見ていきます。

対応できない排水管がある

トーラーは、全ての排水管に対応していません。大きめの排水管など、トーラーを使えない排水管もあります。

排水管の粘性のある汚れは綺麗に取れない

トーラーは、回転ブラシで汚れをこそげ落とすという手法なので、排水管に粘着した汚れは落としにくいです。

排水管に多少のかすり傷ができる

トーラーを使用すると、排水管に多少のかすり傷が付きます。ただし、高圧洗浄の擦り傷よりは軽めです。ブラシがコロコロと転がるので、その分衝撃が少ないからです。

どちらにしても、多少の擦り傷を差し引いても、つまりや臭いのトラブルを回避できる利点は大きいでしょう。

【排水溝掃除で業者がする作業】業者用洗剤使用

業者用の洗剤を使用した排水溝掃除は、排水管内の汚れを洗剤で溶かす方法です。

業者用の洗剤を使用した排水溝掃除は、高圧洗浄やトーラーを使うほど汚れていない場合や、トーラーを使った後に残った汚れを溶かす場合に使われることが多いです。

業者用洗剤とは?

家庭用の市販の洗剤よりも、業者が使う洗剤の方がより強力です。一般人でも買えるものもありますが、簡単には入手できない医薬用外劇物に指定されている洗剤もあります。

一般向けに開発された洗剤を大きなボトルに入れて「業務用」と名付けている洗剤もありますが、それとは異なります。自分でできる排水管掃除に関しては下記の記事を参考にしてみてください。

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作業内容

排水管に業者用洗剤を入れて、所定の時間放置します。汚れが溶けたら、水を流して終了です。

メリット

業者用の洗剤を使う排水溝掃除のメリットは、強力な薬剤を使っても排水管に傷が付かないことです。

デメリット

業者用の洗剤を使うデメリットは、エコではないことです。強力な洗剤が水を汚します。

これは仕方のないことと割り切るか、高圧洗浄やトーラーを使った排水溝掃除の方法を選ぶといいでしょう。

【排水溝掃除で業者がする作業】分解掃除

排水口や排水管を分解して、掃除をする方法もあります。

排水口や排水管を分解して、パーツごとに掃除。汚れや異物を取り出して、パーツを水や洗剤で洗います。

排水口や排水管が局部的に汚れていたり、落としたものを回収したりするときに有効です。

排水溝掃除をする業者の選び方・頼み方と厳選3業者

排水溝掃除をする業者のタイプ、選び方、頼み方、厳選業者を解説します。

排水溝掃除をする業者のタイプ

排水溝掃除をしてくれる業者のタイプは、主に2つ。

排水溝掃除をしてくれる業者のタイプ
  • 【水道修理業者】水回りの修理・メンテナンスのプロ
  • 【清掃業者】掃除サービスのプロ

それぞれ、サービスや特徴をみていきます。

水道修理業者とは?

水道修理業者とは、水回りのトラブルやメンテナンスに関する一連のサービスを提供する業者のことです。

水道・排水管の設置や破損の修理から、排水溝掃除・メンテナンスまでしてくれます。

清掃業者とは?

清掃業者とは、掃除を専門にしている業者のことです。

排水溝掃除に関しては、排水管の高圧洗浄を専門としているところや、ハウスクリーニング全般の一環として排水溝掃除もしているところなどがあります。

どちらの業者に頼んだらいいの?

どちらの業者に排水溝掃除をお願いするかは、目的によって決めるとよいでしょう。

目的別の依頼先
  • メンテナンスのため→どちらでも可能
  • つまり・悪臭など問題解決のため→水道修理業者がおすすめ

つまりや悪臭といった問題がある場合は、水道修理業者に頼んだ方が無難です。

問題が排水管や部品のヒビ割れや破損から起きている場合は、排水溝掃除をして汚れを落とすだけでは解決できないからです。

修理や部品の交換が必要な場合は、水道修理業者であれば対応してくれます。

業者の選び方

ここでは、どのような目的の場合でも対応可能で、排水管全般に関するプロである水道修理業者について紹介します。

優良業者の目安となる基準は、次の通り。

優良業者の目安となる基準
  • 水道局指定業者
  • 実績が豊富(実績が多さや営業年数など)
  • 丁寧な説明がある(合わせて仕事も丁寧であることが多い)
  • 事前見積もりをもらえる(見積もりを出してくれない業者はやめる)
  • 保証やアフターサービスがある(無料保証制度、損害保証、クーリング・オフ制度など)

それぞれの基準を満たしていることが、なぜ大切なのかを見ていきます。

水道局指定業者

水道局指定業者とは、法律や法令に従ってきちんと対応できると認められた水道修理業者のことです。

指定されるための条件は、水道整備関連の資格者の在籍など。指定の種類は、給水設備関連と排水設備関連の2つ。

排水設備関連の工事で指定を受けた業者は、正確には「指定排水設備工事事業者」と呼ばれています。

もちろん、水道局指定業者ではない業者の中にも信頼できる業者はありますが、一つの目安として水道局指定業者であれば、ある程度は信用のおける業者といっていいでしょう。

実績が豊富

実績が豊富で、営業年数が長いならば、ある程度は知識や技術が構築されて、利用し続けられている業者といっていいでしょう。

丁寧な説明がある

納得が行くまで丁寧な説明をしてくれる業者に対しては、安心感を抱きます。

丁寧な説明ができるということは、やるべき内容や過程をしっかりと把握している場合が多いので、丁寧な仕事をしてくれる可能性も高いです。

業者の説明に納得がいかない場合は、断った方が無難でしょう。

事前見積もりをもらえる

事前の見積もりは、必ず出してもらいましょう。排水口掃除が終わった後で、納得のいかない料金を請求されないようにするためです。

保証やアフターサービスがある

保証やアフターサービスがあるかは重要です。

例えば、つまりの問題のために排水溝掃除をお願いして、その時は解消されたものの数日後にまたつまった、といった場合もありえます。

保証やアフターサービスがある場合は、無料で再度対応してもらうことが可能です。

厳選3業者

ここでは、全国や広範囲の地域で排水溝掃除サービスを提供している業者を調べて、3社を厳選しました。

上記の基準をなるべく多く満たしていると安心して依頼できる業者と言えます。ここで紹介する業者に限らず、お住まいの地域で活動する優良業者を探してみてもいいでしょう。

料金は状況、排水管の構造、長さなどによって変わります。業者からもらう見積もりで最終的な金額を確認しましょう。

水道局指定業者といわれている指定給水装置工事事業者だと安心して依頼することができます。

以下に、水道局指定で見積もり料金無料のおすすめ業者を表にまとめていますので、参考にまずは公式サイトを確認して相見積もりをしてみてくださいね。

水道局指定とは「指定給水装置工事事業者」「指定排水設備工事事業者」の通称です。
各市区町村の水道局から、給水装置工事・排水設備工事を法律法令に基づいてその市区町村内で適正に施工することができる水道業者として認められています。

※水道局指定業者はお住いの市区町村の水道局指定かご確認ください。
※対応エリアは一部市区町村を除く場合があります。詳細は公式サイトでご確認ください。

水まわりレスキューガイドでは、他にも全国や地域別のおすすめ業者を独自に調査し紹介しています。「もっと多くの選択肢から吟味して選びたい」という方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

>排水管のトラブルを解決してくれる水道修理業者はこちら

業者の頼み方

候補とする業者を決めたら、次の手順で業者を決定します。
余裕があれば、最低3社ほどから見積もりをもらって比較検討することをおすすめします。

業者の頼み方
  1. 【相見積もりを取る】
    事前に状況と要望をメモしておき、3社に同じ内容を伝えて、同じ条件下で見積もりを出してもらう。
  2. 【業者を比較する】
    納得するまで説明してもらい、対応、作業内容、料金、保証・アフターサービスなどを比較する。
  3. 【業者を決定】
    納得のいく業者を選んで、正式に依頼をする。

消費生活センターが「悪徳業者に注意」の呼びかけ

国民生活センターが、排水管高圧洗浄の業者を名乗る悪徳業者がいるので注意をするように、と呼びかけています。業者が行う排水溝掃除の定番は、排水管の高圧洗浄です。

排水管関連の洗浄サービスに関する国民生活センターへの相談は、2019年度には2,000件以上まで増えたとのことです。

消費者が取るべき対応

消費者は次のような対応をするようにとのことです。

消費者が取るべき対応
  • 勧誘業者に注意
  • 料金や条件はしっかりと確認
  • 業者の説明をうのみにせずに、不必要な契約ははっきりと断る
  • 万一トラブルになったら、国民生活センターに相談

実際にあった例

国民生活センターに、次のような業者とのトラブルの相談があったとのことです。

実際にあった例
  • 無料点検時に高圧洗浄を勧められた。
  • 「通常3~5万円の高圧洗浄が3,000円」のチラシをみて頼んだら、結局5万円に。
  • 「高圧洗浄3,000円」のチラシをみて頼んだら、2万円以上に。後日、同じ業者がまた来て「排水設備が老朽化していて全部交換しないと家が傷む」と言われ、20万円の契約を結んだ。

参考:国民生活センター

まとめ

業者がする排水溝掃除の作業4タイプの解説をしました。

  • 【高圧洗浄機使用】高水圧で押し流す
  • 【トーラー使用】ブラシで掻き出す
  • 【業務用洗剤使用】洗剤で溶かして流す
  • 【分解掃除】排水口・排水管を分解して掃除をする

排水溝掃除をする業者を選ぶ基準と業者への頼み方、基準を満たしているおすすめ業者や料金例相場も紹介しました。

いい業者を見つけて排水溝掃除をしてもらい、排水溝が綺麗で快適になるといいですね!

高圧洗浄に関してはさらに詳しい解説記事も用意しています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

>排水管・下水管高圧洗浄の料金相場と推奨頻度や作業を解説!デメリット2つ

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