排水溝と排水口の違い|屋内or屋外
読み方が同じ排水溝と排水口は、混同されやすい言葉です。2つの違いは設置されている場所にあります。
- 排水溝:屋外の排水が流れる溝
- 排水口:屋内に設置されている排水の入り口
排水溝は屋外の排水が流れる溝のこと。道路の端に設置されている測溝やドブを指します。
一方で排水口はキッチンや洗面所、浴室など屋内に備わっている排水の入り口のことです。
この記事では「排水口」と統一して表記し、一般的な家庭用キッチンの排水口掃除について紹介します。
キッチンの排水口のゴミ受けに溜まる汚れ・原因
キッチンの排水口に設置されているゴミ受けは水栓カゴとも呼ばれ、生ゴミや油をキャッチする役割があります。排水口まで流れないようにすることで、つまりを食い止めているのです。
ゴミ受けの汚れは、毎日蓄積します。汚れをそのまま放置していると、雑菌やカビの繁殖を手伝っていることになるため、溜まったゴミ、汚れはできるだけ早めに取り除くことが大切です。
ゴミ受けに溜まる汚れ
キッチン排水口のゴミ受けに溜まる汚れは、以下のものが挙げられます。
- 調理で使用した油
- カットした食材のかす
- 食べ残し
- 食器用洗剤のかす
これらが調理や食後、排水口のゴミ受けに蓄積すると雑菌が繁殖。ぬめりや黒カビなどの原因になるため、こまめに取り除く必要があります。
ゴミ受けが汚れる原因
前述した油や食べ残しがゴミ受けに溜まると、雑菌の繁殖により以下のような汚れが生じます。
- 雑菌の繁殖によるぬめり
- 黒カビ
- 油汚れ
これらが排水口から漂うイヤなにおいの原因です。ゴミ受けでキャッチできないような粒度のこまかい汚れは、ゴミ受けの網目を通り抜け、水とともに排水口まで届きます。
ゴミ受けの汚れを放置すると、排水口つまりの原因が発生するため、定期的な掃除が必要です。
調理・食器の油汚れ
排水口のゴミ受けには、毎日の調理で使用した油汚れが蓄積します。直接ゴミ受けに注ぐことがなくても、油は食器や調理器具を洗う際に流れていくものです。
排水口に油が溜まると、つまりを引き起こす原因につながります。
雑菌の繁殖によるぬめり
ゴミ受けに触れたとき、ぬめりを感じたことはありませんか?ぬめりの正体は雑菌です。雑菌は蓄積した生ゴミを栄養に、繁殖していきます。
ぬめりはできる限り触れたくないもの。しかし手をつけずに放置していると、ますます汚れがひどくなってしまいます。
排水口掃除をしようと思い立ったのなら、早めに対処しましょう。
黒カビ
ゴミ受けにぬめりが生じているのなら、黒カビが発生している可能性があります。
黒カビは湿度が高く換気が悪い場所に発生します。黒カビのエサとなるものは、おもに雑菌や生ゴミです。湿気が高さも、カビにとって居心地のよい環境といえます。
黒カビは一度発生すると、こするだけでは落としにくいもの。悪臭の原因にもなります。発生を防ぐには、黒カビが好む生ゴミや雑菌を日常的に除去することが大切です。
キッチン排水口のゴミ受け掃除方法|汚れ・洗剤別
排水口のゴミ受けを食器洗いのついでに、ササッと掃除するだけで済ませていませんか?なかには食器用洗剤を使用し、排水口のゴミ受けを洗っている方もいるかもしれませんね。
これから排水口のゴミ受けに蓄積した汚れに有効な洗剤別に、掃除道具や洗剤の具体例を挙げながら手順を紹介します。
- 重曹・クエン酸:軽度な油汚れ・ぬめりの除去
- 酸素系漂白剤:油汚れによる悪臭・つまりの除去
- 塩素系漂白剤:カビ・雑菌の除去
排水口のゴミ受けをチェックし、適切な洗剤、道具を使用してキレイにしましょう。
重曹・クエン酸|軽度な油汚れ・ぬめりの除去
重曹とクエン酸は、アルカリ性と酸性です。2つが混ざると化学反応が起こり、泡が発生。この泡に、ゴミ受けの汚れを浮き上がらせる働きが期待できます。
詳しい効果についてはこちらの記事で解説しています。
軽度な油汚れの他、ぬめり除去に効果が期待できるため、毎日のキッチン掃除に取り入れてみてはいかがでしょう?クエン酸は酢、レモン汁で代用可能です。
重曹とクエン酸は、口にしても安心できる天然由来の成分。幼い子どもがいる家庭、洗剤でアレルギー反応を起こす方におすすめします。
使用する道具
排水口のゴミ受け掃除に使用する道具は、以下のとおりです。
- 重曹
- クエン酸(酢)
- 計量カップ
- 使い古した歯ブラシ・スポンジ
- ゴムまたはビニール手袋
重曹とクエン酸には、健康を害するような危険性はありません。それでも手に付着することが気になるのであれば、ゴム、ビニール手袋を着用しましょう。
重曹・クエン酸を使用する排水口ゴミ受けの掃除手順
重曹・クエン酸を使用し、排水口ゴミ受けを掃除する手順を紹介します。
- 歯ブラシ・スポンジで固形ゴミを除去
- ゴミ受けを取り外す
- 重曹をまんべんなく振りかける
- クエン酸水を作る
- クエン酸水をかけて約30分放置する
- 水洗いする
1.歯ブラシ・スポンジで固形ゴミを除去
まずゴミ受けに溜まっている固形ゴミを取り除きます。歯ブラシ、スポンジでゴミ受けをこすり、簡単に洗い流しておきましょう。
2.ゴミ受けを取り外す
ゴミを取り除いたら、ゴミ受けを取り外しましょう。重曹の粉末が染み渡るように、水で濡らしておくとよいですよ。
3.重曹をまんべんなく振りかける
ゴミ受けに重曹を振りかけます。
重曹がダマになっている場合は、砕くと振りかけやすくなります。
クエン酸の代わりに酢を使用する場合は、ゴミ受けに重曹を振りかけてから酢をかけましょう。
4.クエン酸水を作る
計量カップの水とクエン酸を混ぜ合わせます。1カップの水であれば、クエン酸の量は小さじ2杯程度が目安です。
5.クエン酸水をかけて約30分放置する
ゴミ受けにクエン酸水をかけて泡を発生させ、30分ほど放置します。ゴミ受けをつけ置きしている間に、排水口も掃除すると効率的です。
ただし排水口掃除に重曹、クエン酸以外の洗剤を使用する場合は注意が必要。なかでも塩素系漂白剤とクエン酸は、混ざり合うと有毒なガスが発生します。
安全性を考えるのなら、ゴミ受けと排水口を一緒に掃除する際は、他の洗剤を使用しないことが得策です。
キッチンの排水管掃除の方法に関しては、こちらの記事で紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。
6.水洗いする
水を流しながら、歯ブラシ・スポンジを使用してこすり洗いをしましょう。ピカピカになったゴミ受けをシンクに元どおり設置すれば、掃除終了です。
重曹・クエン酸の注意点|こびりついた頑固な汚れには対応できない
泡になったアルカリ性の重曹と酸性のクエン酸は、互いの成分を打ち消し合い、中性に近づきます。簡単にいうと、泡の発生とともに汚れを分解する作用が損なわれるのです。
シュワシュワと発生する泡には、強力な洗浄成分が働いているように見えるかもしれませんが、頑固なこびりつき汚れを落とすことは難しいでしょう。
酸素系漂白剤|油汚れによる悪臭・つまりの除去
オキシウォッシュ、オキシクリーンなどの酸素系漂白剤を使用し、排水口のゴミ受けを掃除する方法です。主成分の過炭酸ナトリウムによって、油汚れが分解され落としやすくなります。
酸素系漂白剤には、塩素系漂白剤特有のにおいがありません。塩素のツンとしたにおいが苦手な方におすすめの洗剤です。
除菌効果も期待できるため、こまめに使用してカビや雑菌の繁殖を予防しましょう。
使用する道具
使用する道具は、以下のものが挙げられます。
- 酸素系漂白剤
- 洗い桶・洗面器・ビニール袋
- 溶液をかき混ぜるヘラ・棒
- ~60度のお湯
- 歯ブラシ・スポンジ
- ゴム手袋
オキシウォッシュ、オキシクリーンなどの酸素系漂白剤は、粉末タイプ。お湯と混ぜて溶液を作る際に、洗い桶や洗面器が必要です。洗い桶や洗面器が用意できない場合は、ビニール袋で代用できます。
酸素系漂白剤はアルカリ性であるため、油分を分解する働きがあります。油汚れに有効ですが、皮膚に付着すると肌トラブルの原因に。40~60度の熱いお湯も使用するため、ゴム手袋があれば安心ですね。
酸素系漂白剤を使用した排水口ゴミ受けの掃除手順
酸素系漂白剤を使用する掃除方法の手順は、以下のとおりです。
- 排水口のふたを外す
- 固形ゴミを取り除く
- 溶液を作る
- 溶液にゴミ受けを浸す
- 水で洗い流す
1.排水口のふたを外す
排水口のふたを取り外します。
2.固形ゴミを取り除く
ゴミ受けに溜まっている大きめのゴミを除去します。ある程度ゴミが取れたら、排水口からゴミ受けを取り出しましょう。
3.溶液を作る
ゴミ受けをつけ置きするための溶液を作ります。製品によって溶液に必要な洗剤の量、お湯の温度が異なるため、説明書を読んで正しく使用しましょう。
オキシクリーンの場合は、4リットルのお湯に対し、付属のスプーン1杯分が目安。適切な水温は40~60度です。
溶液をかき混ぜるヘラや棒は、長さのある道具をおすすめします。
4.溶液にゴミ受けを浸す
溶液にゴミ受けを浸します。つけ置き時間の目安は、約20分です。
5.水で洗い流す
つけ置き後、ゴミ受けを水で洗い流したら掃除終了です。
酸素系漂白剤の注意点
酸素系漂白剤を使用する際の注意点は以下の2つです。
- 塩素系漂白剤と混ぜない
- アルカリ性に弱い素材には付着させない
塩素系漂白剤と混ぜない
塩素系漂白剤と酸素系漂白剤を混ぜると、有毒ガスが発生する危険性があるため注意しましょう。掃除中はキッチンハイターなどの塩素系漂白剤を近くに置かないようにすると安心です。
アルカリ性に弱い素材には付着させない
酸素系漂白剤は天然木や革、麻製品ステンレス製以外の金属に触れると、色落ちする特徴があります。ステンレス製でも、長くつけ置きすると変色を招くため、注意が必要です。
塩素系漂白剤|カビ・雑菌の除去
排水口のゴミ受けに発生したぬめり、カビを除去するのなら、キッチンハイターなどの塩素系漂白剤がおすすめです。
泡タイプであればゴミ受けに吹きかけて放置し、洗い流すだけで簡単に掃除できます。
液体タイプのキッチンハイターは塩素の濃度が高く、薄めて使用します。1回あたりの使用量が少ないため、1本のボトルが長持ちします。
使用する道具
使用する道具は、以下のものが挙げられます。
- キッチンハイターなどの塩素系漂白剤
- 使い古した歯ブラシ
- ゴムまたはビニール手袋
- 約40度のお湯
- ビニール袋
液体タイプを使用する場合は、つけ置きの際にビニール袋を使用すると便利です。使用後は捨てるだけで済むため、手軽に掃除できますよ。
塩素系漂白剤は強力なため、皮膚を守るためにゴムまたはビニール手袋を着用すると安心です。
泡タイプ|塩素系漂白剤を使用した排水口ゴミ受けの掃除手順
泡タイプの塩素系漂白剤を使用する掃除手順は、以下のとおりです。
- 排水口のふたを取り外す
- 固形ゴミを取り除く
- 泡タイプの洗剤を吹きかけ、5~10分放置する
- 水で汚れを洗い流す
1.排水口のふたを取り外す
排水口に付属されているふたを取り外します。
2.固形ゴミを取り除く
洗剤を使用する前に、大きなゴミを取り除きましょう。ゴミを除去しないまま掃除を始めると、大きなゴミが排水管に流れ、つまりの原因になってしまいます。
3.泡タイプの洗剤を吹きかけ、5~10分放置する
ゴム手袋を着用し、ゴミ受けに泡洗剤をスプレーします。換気しながら、5~10分ほど放置しましょう。
4.水で汚れを洗い流す
泡と汚れを洗い流します。ゴミ受けに残った汚れは歯ブラシでこすり、除去しましょう。ゴミ受けがキレイになったら、掃除終了です。
液体タイプ|塩素系漂白剤を使用した排水口ゴミ受けの掃除手順
液体タイプの塩素系漂白剤を使用する掃除方法の手順は以下のとおりです。
- 排水口のふたを外す
- 固形ゴミを取り除き、ゴミ受けを取り出す
- ゴミ受けをビニール袋に入れる
- 塩素系漂白剤・約40度お湯を入れて約30分放置する
- ビニール袋から出して水で洗い流す
1.排水口のふたを外す
排水口のふたを取り外します。
2.固形ゴミを取り除く
ゴミ受けに溜まっている固形ゴミを取り除きましょう。固形ゴミが排水口に流れると、奥の排水管でつまる原因になります。
3.ゴミ受けをビニール袋に入れる
固形ゴミを取り除いた後は、ゴミ受けをビニール袋に入れます。
4.塩素系漂白剤・約40度のお湯を入れて30分ほど放置する
液体キッチンハイターの使用量は、キャップ1~2杯が目安です。
ポイントは、袋の中のゴミ受けを液体に浸水させること。ビニール袋の中の空気を抜き、口を結んで30分ほど時間を置きましょう。
5.ビニール袋から出して水で洗い流す
約30分放置したら、ビニール袋からゴミ受けを出して水で洗い流します。ゴミ受けに汚れが残っている場合は、歯ブラシを使用して落としましょう。
ゴミ受けの汚れが落ちたら、掃除終了です。
塩素系漂白剤の注意点|酸性洗剤と混ぜない
塩素系漂白剤は、他の洗剤と混ぜて使用してはいけません。「まぜるな危険」の表記がなかったとしても、塩素ガスが発生する危険性があるのです。
酸性洗剤には、食器洗いに使用するキュキュットクリア除菌、フロッシュなどが挙げられます。くれぐれも併用しないように注意しましょう。
毎日の掃除にひと工夫!ゴミ受けの悪臭・汚れの予防策
排水口のぬめりのもとになる雑菌やカビ、悪臭を予防するためには、定期的にお手入れが必要です。できる限り高めの頻度で掃除することを意識しましょう。
ここでは以下の予防策を紹介します。
- ゴミ受け皿にネットを取り付ける
- アルミホイル・ぬめり予防専用の薬剤を入れる
- 度のお湯をかける
- 除菌スプレーを吹きかける
ゴミ受けの汚れは、長期間そのままにしないことが大切です。さっそく毎日の掃除に取り入れ、日頃から清潔を保ちましょう。
水切りネット・別売りのゴミ受けを使用する
シンクに備え付けられたゴミ受けではなく、別売りのものを使用する方法です。
キッチンシンクに付属するゴミ受けには、編み目が多く洗いにくいものがあります。洗剤やブラシを使用しても、すべての汚れを落とすのはひと苦労。頻繁に掃除することも面倒に感じてしまいますよね。
そんなときは、排水の穴が少ないタイプのゴミ受けを使用してみてはいかがでしょうか。ゴミ受けはホームセンター、100円ショップで入手可能です。自宅の排水口のサイズを確認してから購入するとよいでしょう。
ただし穴が少ないゴミ受けは、野菜くずなどの大きなゴミが溜まりやすいため、スムーズに排水できないことがあります。
そこでキッチン用の水切りネットの出番です。ネットを取り付けることで、ゴミ受けの手前でゴミをキャッチします。
ゴミが溜まり次第ネットを交換するだけで済むため、掃除の手間が省けますよ。水切りネットの使用は、付属のゴミ受けにもおすすめです。
アルミホイル・ぬめり予防専用の薬剤を入れる
ゴミ受けをぬめりから守るのであれば、アルミホイルを使用してみてはいかがでしょうか。
アルミホイルは水に触れることで金属イオンが発生します。
雑菌には金属イオンを嫌う特性があり、ゴミ受けにぬめりが発生しにくい状態になるため、ぬめり予防に効果が期待できます。
タブレットタイプのぬめり予防専用の薬剤を使用する方法もおすすめです。
毎日40~60度のお湯をかける
毎日排水口とゴミ受けにお湯をかけるだけの簡単な方法です。
お湯の温度は、以下のように用途に応じて変えることをおすすめします。
- 油汚れによるつまりの予防:40~50度
- カビや雑菌を退治:50~60度
毎日お湯を流し、油汚れがゴミ受けの中で固まることを予防しましょう。カビ、雑菌には熱に弱い性質があるため、繁殖が防げます。
お湯を流すタイミングは、夕食の食器洗いが終わった後。1日の終わりに、油汚れや洗剤のかすなどをお湯で流し、つまりや雑菌を予防しましょう。
ただし熱湯はおすすめできません。キッチンシンクや排水管を傷める可能性があるためです。
お湯を流すだけの簡単掃除を習慣化し、ゴミ受けのキレイな状態をキープしましょう。
アルコール除菌スプレーを吹きかける
こまめにアルコール除菌スプレーをかけ、雑菌の繁殖を抑制する方法です。食器洗い後に毎日ひと吹きするだけで、除菌効果が期待できます。
掃除しても排水口の悪臭が消えない原因は?
紹介した洗剤、方法を試しても悪臭が消えないケースがあります。この場合は、悪臭の原因がゴミ受けではない可能性が高いでしょう。
たとえば、ゴミ受けの下に位置する排水トラップが異常をきたしているのかもしれません。手が届かない排水管の奥に、汚れがつまっていることも考えられます。
排水トラップが異常をきたしている
排水トラップとは、排水管と室内を区切る役割を担う、水を溜めておく仕組みのこと。下水の悪臭が排水管を通り、室内に入ってこないように遮断するための装置です。
もし排水トラップが正常に機能していない場合は、本来の役割が果たせません。排水管と屋内を分ける水のふたが開いている状態になるため、排水管を通って下水から悪臭が上がってくることがあります。
排水トラップの構造、掃除方法に関してはこちらの記事で紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。
排水管の奥がつまっている
もしゴミ受けだけでなく排水口の掃除頻度が低い場合は、排水口の奥にある排水管の汚れやつまり、水漏れが疑われます。
排水口の奥に悪臭の原因があるのなら、自分で対処することが難しいでしょう。この場合は、水回りトラブルの専門業者に相談することをおすすめします。
排水口が完全につまると、水が流れなくなる事態を引き起こすこともあるのです。キッチンのシンクが使えなくなると、家族の食事作りや他の家事に影響が出ることもあるでしょう。
もし水漏れが起これば、キッチン回りは水浸し。集合住宅の場合は、階下の住人に迷惑をかけてしまうケースもないとはいいきれません。
深刻な影響が出る前に業者に相談し、経験豊富なプロの話を聞いてみてはいかがでしょうか。
自分で解決できない場合はプロの業者へ相談を
ここまで紹介した方法を試しても解決できない場合は、プロの業者へ相談することをおすすめします。
水道局指定業者といわれている指定給水装置工事事業者だと安心して依頼することができます。
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※水道局指定業者はお住いの市区町村の水道局指定かご確認ください。
※対応エリアは一部市区町村を除く場合があります。詳細は公式サイトでご確認ください。
まとめ
排水口のゴミ受けに付着したぬめりや汚れは、できるだけ見たり触れたりすることを避けたいもの。しかし目を背けていると雑菌が繁殖し、どんどん汚れが蓄積していきます。
ぬめりや汚れ、悪臭を予防するには、毎日の掃除が大切です。掃除が大変な状態になる前に、日頃からキレイにしておきましょう。
もし掃除しても改善できない場合は、水回りの専門業者への相談をおすすめします。相談、見積もりを無料で行っている業者を選べば安心です。優良な業者であれば、依頼主の同意なく作業を行ったり、費用を請求したりすることはありません。
水回りの知識、技術を有するプロのアドバイスを受けることも可能です。適切な掃除方法が明らかになれば、手際よく家事が進むようになりますよ。
さっそく紹介した掃除方法を参考にゴミ受けの清潔をキープ。ときには業者に頼ることも視野に入れながら、快適な毎日を過ごしましょう。
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※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
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