お風呂の細長い排水溝の掃除対策
細長いお風呂の排水溝の場合、丸型の排水溝に比べ圧倒的に数が少ないので、何かと情報が少なくて戸惑っているのではないでしょうか。
しかし、細長いお風呂の排水口ならではの利点もあるので、それも活用してお掃除をできるだけ簡単にしてみましょう。
お風呂の細長い排水溝のお掃除を簡単にするのには3つのコツがあります。
- 蓋を外す→掃除工程を減らす
- 毎回髪の毛や汚れを取り除く→汚れは新しく少ない方が落ちやすい
- ネットをつける→目皿の水切り穴が大きい場合に
それぞれを詳しく解説していきます。
【蓋を外す】掃除工程を減らす
お風呂の排水溝に乗せてあるフタは、思い切って外してどこかにしまっておきましょう。
細長いお風呂の排水溝のお掃除で、一番大変な過程の一つがフタ掃除ではないでしょうか。
フタの多くはプラスチック製で、ちょっと掃除をしないとすぐにヌメヌメしてきます。
そもそもフタがある理由は床との同化で、次のような意味合いがあります。
- お風呂の排水溝を隠す
→見た目を良くする - 排水溝と床を同じ高さにする
→足を取られて、転ばないようにする
お風呂の細長い排水溝の最大の利点は、排水溝が脇に沿うデザインであること。
お風呂の細長い排水溝は目立ちにくいので、フタをとってもあまり違和感がなく、美しさを損なわないはずです。
また、足を取られにくい場所にあるため、転んだり滑ったりすることはほぼないと思っていいでしょう。
小さい子供やお年寄りがいる場合や、不注意で良く怪我をする人がいる場合は、危なそうであればフタをした方がいいです。
そうでなければ、フタを取って、フタ掃除から解放されましょう。
これでお風呂排水溝の掃除工程が一つ減りました。
こちらの記事でもお風呂の排水口の蓋をしないことのメリットについて詳しく解説していますので参考にしてみてください。
【毎回髪の毛を取り除く】汚れが落ちやすいため
細長い排水溝の目皿にたまる髪の毛は、シャワーを浴び終えた各自が毎回取り除くといいでしょう。
お風呂の汚れは、新しく少ない方が落ちやすく掃除しやすいからです。
お風呂を使う全員に協力してもらうといいです。
その利点は次の通り。
- 髪の毛が排水溝に流れる確率が格段に減る。
→排水管のつまりを防げる。 - 定期的な排水溝のお掃除の回数が減る。
- 次の人は清潔な状態でシャワーを浴びることができる。
→家族・友人といえど、他人の髪の毛が落ちている浴室を使うのは気持ちがいいものではない
できれば、各自がシャワーを浴び終えた後に、髪の毛や石鹸が飛び散って付着した壁や床を、40〜50度のお湯シャワーで流して、髪の毛や汚れを排水口の目皿まで一旦誘導。
その後で髪の毛を捨てると、更に効果的です。
細長い排水溝の場合でワントラップやユニットバスのトラップの場合は、トラップの掃除をする必要があります。
これは、定期的に洗剤や重曹などでゴシゴシ掃除をするか、洗剤につけ置きするのが一般的ですが、毎日掃除をすれば、それを回避することができます。
お風呂を使う誰か一人が、マイクロファイバーかスポンジなどで、さっと拭き洗い掃除をお湯で数十秒するだけで、トラップがいつも綺麗な状態になります。
毎日掃除をすれば、ぬめりは出てこないです。
Q. 一生懸命掃除をしても、なぜか排水溝に水が溜まったままに…どうしたらいい?
A. そのままでOKです!
故障や破損ではありません。
排水溝に水がたまるのは、排水管から悪臭や害虫を屋内に入れないための仕組みです。
排水溝の形状を工夫して、一部を水で常に塞ぐようにしています。
それは排水トラップと呼ばれていて、排水溝があるところにはどこでも必ず設置されています。
【ネットをつける】目皿水切り穴が大きい場合に有効
お風呂の細長い排水溝目皿の水切り穴が大きくて、髪の毛がキャッチできていない場合があります。
お風呂の排水溝が丸型の場合は、既製品のカバーやネットが至る所で売っています。
ですが、細長い排水溝専用の既製品は残念ながらなし。
髪の毛をキャッチする対策として、一般的には2つの選択肢があります。
- メーカーの既製品を探す。
- 排水口ネットをつける。
優良メーカーは日々製品開発をしているはずですので、ヘアキャッチャーの既製品があるかどうか問い合わせをしてみてください。
あれば、それを購入。
なければ、排水口ネットを付けるといいです。
そうすることで、ほぼ全ての髪の毛を排水溝手前でキャッチして、排水管をつまりにくくします。
お風呂の細長い排水溝のネット製品を紹介
お風呂の細長い排水溝専用のネット製品は販売されていません。
ですので、細長い排水口でも使えるネットで、一定の評価を得ているものをピックアップしました。
全てが水切りネットのストッキングタイプで浅型、使い捨て。
一般的なお風呂の排水溝ネットよりは網目が細かいので、頻繁に交換する必要がありますが、数秒で簡単にできます。
これは既製品のお風呂の細長い排水溝専用のネットがない最大の利点です。
一般的なお風呂の排水溝ネットよりも目が細かい分、確実に髪の毛をキャッチして、頻繁に交換することによりいつも綺麗な状態になるからです。
ちなみに、水切りネットは、質感、網目の粗さ、伸縮性など、若干違いがあります。
お風呂の細長い排水溝目皿の形や素材によって、フィット感や取り扱いの良さの違いも多少は感じるでしょう。
形状や材質によっては、付け外しの簡単さなども同じではありません。
いろいろな排水口ネットを試して、ちょうどいいものを見つけるといいです。
ダストマン
【対応サイズ】 17.5cm × 5cm × 22cm
ストリックスデザイン
【伸長時サイズ】 32cm × 24cm
ボンスター
【対応サイズ】 31cm × 0.1cm × 24cm
その他、細長い排水溝に使えるもっとたくさんのメーカーやサイズのネットを見たい場合は、別記事で確認できます。
また、排水口ネットだけでなく使い捨てのシールという選択肢もあります。詳しく下記の記事で紹介していますので参考にしてみてください。
まとめ
お風呂の細長い排水溝のお掃除方法について解説しました。
- フタを外して掃除工程を減らす。
- 毎回髪の毛や汚れを取り除く。
- 目皿の水切り穴が大きい場合は、ネットをつける。
これだけで、大掃除をする回数を減らせます。
お風呂の細長い排水溝の掃除が簡単になるといいですね!
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