そもそもお風呂排水溝のフタの役割は?蓋しないでいい?
「そもそも、お風呂排水溝のフタの役割は何なの?必要なの?」
そんな疑問を抱いたことはありませんか?
結論から言うと、お風呂排水溝のフタは必要ではないです。
蓋しないでOK!
日本の典型的なユニットバスの場合、シャワーエリアのお風呂排水溝の構造はちょっとだけ複雑です。
床より一段窪んだ場所に排水口があって、その上に目皿があって、そのまた上に蓋が付いています。
お風呂排水溝のふたの役割は2つあります。
お風呂の排水口を隠す
蓋はお風呂の排水口が見えないように隠す役割があります。
ほとんどの蓋は床と同じ素材とデザインで、床と一体化するように作られています。
つまり、デザイン視点では、見た目にこだわらなければ、蓋をしないでOKです。
お風呂を平らにする
典型的なユニットバスの場合、お風呂の排水溝は床より窪んだ位置にあります。
蓋は排水溝エリアを床と同じ高さにする役割を担っています。
蓋をすることによって、凹部分に足を取られて転ぶ、といった事故を防げます。
小さな子供や体を思うように動かせない方がいる場合や、排水口が大きかったり微妙な位置にあったりする場合は、蓋をした方がいいでしょう。
それ以外は、蓋がなくて転ぶ心配はそれほどしなくて大丈夫です。
お風呂排水溝「蓋しない」4つのメリット
お風呂の排水溝に蓋しないメリットは4つ。
生活がとてもシンプルになります。
衛生的になる
お風呂の排水溝の蓋は、ちょっと掃除をしないだけで、直ぐにカビが生えたりぬめりが出たりしませんか?
気持ち悪くて触るのがイヤで、放って置いたらもっと汚くなって…といった悪循環を経験したことがあるのではないでしょうか。
カビやぬめりなどの汚れは、カラダにいいものではありません。
蓋をしないことによって、蓋に付着する不衛生な汚れから解放されます。
掃除工程が減る
「蓋しない」=「蓋そうじから解放」という方式です。
お風呂排水溝の蓋掃除は時間がかかります。
排水溝の掃除をするときに、一番時間を費やすパーツの一つが蓋ではないでしょうか?
掃除を引き延ばせば、引き延ばすほど、蓋に付いたカビやぬめりが落ちにくくなります。
一般的なユニットバスのフタの多くはプラスチック製。
プラスチックは掃除をすればするほど劣化していき、時間が経過するほど汚れを落とすのが大変です。
その蓋掃除から解放され、掃除工程が一つ減ります。
「蓋しないで本当にラクになった」と心から思うはずです。
掃除が超簡単で毎日できる
お風呂の排水溝の蓋をしないと、排水溝が見える状態になります。
そうなると、気になるのが排水溝まわりの汚れや髪の毛です。
気にして、自然に毎日掃除をするようになります。
綺麗好きな人以外は別として、蓋がある場合は排水溝は時々掃除をする程度だった人が多いのではないでしょうか。
そもそも蓋があるとその下がどうなっているのか見えません。
というか、見たくない…ですね。
蓋がないと、シャワーを浴びる度に簡単に髪の毛を捨てたり、排水溝の周りや受皿をサッと簡単に掃除をすることができます。
見た目も美しくなる(これは人や使うものによる)
お風呂排水溝の蓋をしないと、気になるのは見た目です。
蓋しないと見苦しくなるか、ならないか。
それは、人の好み、掃除の頻度、排水溝に置く受皿によってや使うものによって変わってきます。
方式的にはこうなります。
「蓋をする」=「隠して美しくする」
「蓋しない」=「美化して見せる」
それぞれ解説していきます。
「蓋をする」=「隠して美しくする」
蓋を取ったまま、放置をして掃除をしなければ、見苦しい状態になります。
掃除をどうしてもしたくない場合は、蓋をしたままにしておいた方がいいでしょう。
衛生的な面ではよくありませんが、蓋をしておいたほうが汚い部分を隠せるからです。
「蓋しない」=「美化して見せる」
「二度とカビやぬめりを見たくない!」
と思っている人は、蓋を取り払うことをきっかけに、カビやぬめりが着かないように、掃除を毎日ちょっとだけすることをおすすめします。
そうすることによって、お風呂の排水溝は毎日ピカピカ状態になります。
ただし、毎日ちょっとの掃除を始める前に、まずは一度徹底的に排水溝周りを綺麗にしてからにした方がいいです。
「割れ窓理論」と同じように、綺麗な場所は汚さないようにする心理が働くからです。
あまりにもお風呂の排水口が汚れすぎていて自分で掃除をしたくない場合は、業者に頼んで綺麗にしてもらうといいでしょう。
排水溝の受皿自体がプラスチックの場合は、掃除が大変です。
排水溝の受皿をパンチングのステンレス製に変えると、掃除が格段に楽になります。
デザイン的にもおしゃれで、蛇口と同じ色と材質のピカピカのステンレス美を堪能することができます。
蓋しない生活を更に楽にするおすすめ受皿と掃除の仕方
蓋しない楽な生活をもっとよくするおすすめの受皿製品の紹介して、掃除の仕方を伝授しますね。
お風呂排水口のおすすめ受皿はこのタイプ
お風呂排水口のおすすめ受皿は、一枚板にパンチ穴を開けたステンレス製ゴミ受けです。
使い捨ての髪の毛キャッチネットやシールを併用する必要はありません。
お掃除が楽で、見た目も綺麗です。
例えば、このような製品。
持ち手がかわいいハート型で、とってもおしゃれです。
ハーフムーンが持ち手のものも。
スタンダードなタイプです。
シンプルなサークル型。
ちょっと珍しいウェーブ型もあります。
お風呂排水溝の掃除の仕方【毎日バージョン】
掃除も超簡単。
毎日の排水溝掃除はこれだけです。
- シャワーの度ごとに、ゴミ受けにたまった髪の毛を捨てる
- ゴミ受けをサッとスポンジかマイクロファイバーで拭き洗いする
- 排水口周りの窪んでいる側面部分も、サッと拭き洗いする
- トラップがあれば、それもサッと拭き洗いする
毎回掃除をすれば、カビやぬめりは発生しません。
毎日ピカピカなので、素手で触る嫌悪感も一切なし。
まとめ
お風呂排水溝の蓋の役割と必要性や、蓋しない4つのメリットを解説。
最後にもっと生活を楽にするおすすめの受皿と掃除の仕方を紹介しました。
お風呂の排水口の蓋をしないで、日々の生活がより楽になるといいですね!
ステンレス製の受皿についてもっと知りたい場合、おすすめの受皿のバリエーションをもっと見たい場合は、別記事へどうぞ。
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