プロアマ問わず親しんでいる人の多いデジタル環境でのイラスト制作。パソコンとペンタブに加え、最近人気を集めているのが、タブレット端末です。様々なメーカーから発売されているタブレット端末ですが、ウェアラブル製品やオーディオ製品などを販売しているファーウェイからも、クリエイティブ作業に特化した「HUAWEI MatePad 11」が発売されました。

そんな「HUAWEI MatePad 11」の実力を知るべく、普段からタブレット端末を愛用している人気イラストレーター・さくしゃ2さんに実際に製品を使っていただき、使用感を伺いました。

インタビューでは、ご自身の経歴や目標にしている仕事など、さくしゃ2さんの原点とこれからにも迫ります。

さくしゃ2(に)
さくしゃ2(に)
ライトノベル、ソーシャルゲーム、雑誌へのイラスト提供、VTuberのキャラクターデザイン、アパレルブランドとのコラボなど多方面で活躍するイラストレーター。SNSの総フォロワー数は60万人以上を誇る。
2020年には自身初となる個展「さくしゃ2ファーストイラスト展~OMEDETA2020~」を開催。和のテイストとストリートファッションを組み合わせたイラストを中心に、注目を集めている。 Twitter:@sakusya2honda
Instagram:sakusya2
公式サイト:さくしゃ2【Official Site】
「最初からイラストレーターを目指していたわけではなかった」 - さくしゃ2の原点

---個展の開催を経て、2021年4月からフリーランスのイラストレーターとして本格的に活動を始めたさくしゃ2さん。イラストを描きはじめたのはいつからだったのでしょうか。

作品としてイラストを描こうと思ったのは、大学卒業間際です。それまでは趣味としてらくがきをするくらいで、イラストレーターを志望していたわけではありませんでした。 中学時代の友だちに「うごメモ」(※)をおすすめされて、アニメを制作したこともありますが、そのとき作った理由もただ絵を描くのが好きだったから。『将来絵の道に進みたいから頑張ろう』と思って、絵を描くことを続けていたわけではないんです。

※うごメモ:ニンテンドーDSiに搭載された機能「うごくメモ帳」。メモを複数ページ書くことで、簡単なアニメを作成することができる

大学時代には文学部の史学科に在籍し、中国を中心とした東洋史の勉強をしていました。ただ、授業の一環で古い資料とにらめっこする日々が続き、ついに発狂しまして(笑)。私にとっては、本を読むことよりも自分で手を動かして絵を生み出すほうが、価値があると気づいたんです。

それからは「大好きな絵を描くために人生の時間を費やそう」と決め、大学卒業後の進路を考え直しました。そこで、将来はクリエイティブな仕事に就きたいと思い、専門学校に入学。目の前のイラスト制作に取り組んでいるうちに今に至ります。

---仕事としてイラストを描くようになったとき、趣味としてイラスト制作をしていたときとどんな違いを感じましたか。

大きな違いは納期だと思います。趣味であれば自分が満足するまで描き続けられますが、仕事で描くイラストは求められたものを納期までに仕上げなければなりません。

---これまでのお仕事でとくに印象に残っているものはありますか。

人気アプリゲームに提供したカードイラストですね。背景まで自分できちんと描きこんだイラストは初めてだったので、完成まで長い時間がかかってしまいまして……。このときのイラストは、これまで私が描いていた和のテイストとは違って、西洋の雰囲気を出す必要があったため、たくさんの資料を参考にしながら小物などを描きこみました。

また、今年の10月に開催された人気VTuberのライブイベントで、出演者のキービジュアルイラストを担当したことも印象に残っています。いつもはTwitterなどでファンからの反応を見ていますが、その日は実際にイベント会場まで行きまして。私が描いたイラストのグッズを持っている人たちを目の前で見たときは、やりがいを感じましたね。ライブ中には、私のイラストが大画面に映し出されたのですが、そのときも感動しました!

---イラストを描いていて楽しさを感じるのはどのようなときでしょうか。

楽しさを感じるのはイラストを描いているときより、描き終わったあとなんです。作品を公開して、それを見た人から反応があったときが1番楽しいですね。なので、Twitterなどでイラストを見た感想をいただけると、とても励みになります。

ただ、これは諸刃の剣でもあって、第三者からの評価によって初めて楽しさを感じるようになると、反応をもらえなかったときに落ち込んでしまうんです。そういったときは「評価だけに固執するのはあまりよくない」と、自分に言い聞かせるようにしています。

純粋に楽しいと感じるのは、仕事に関係ない趣味のイラストを自分だけのために描いているときかもしれませんね。もしいつかまとまった休みが取れたら、自分のためにイラストを描きたいと思っています。

---今後挑戦してみたいことを教えてください。

イラストの仕事では、毎年開催されている人気ボーカロイドのイベントのメインビジュアルを手がけたいです。今年のイベントではコラボグッズのイラストを担当しており、ファンのみなさんから予想以上に感想をいただけて感動しました。描いている間は「あまり受け入れてもらえないかも……」と不安に思っていたので、安心しましたね。いつかそのメインビジュアルの依頼がくるようなイラストレーターになりたいと思っています。

人生で挑戦したいこととしては、“生涯学び続ける”ということです。できるだけ若いうちに稼いで、いつか美大などできちんと勉強したいと考えています。知識や経験が増えれば、イラストももっとレベルアップできると思うので。

「とにかく動作が快適」
さくしゃ2が触って感じた「HUAWEI MatePad 11」の使い心地

---今回は「HUAWEI MatePad 11」を使ってイラストにも挑戦していただきました。使い心地はいかがでしたか。

文句なしといった感じです! 普段使っているタブレット端末と比べても、全く違和感はなかったですね。『以前から「HUAWEI MatePad 11」を使っていたのでは?』と思ったくらい、とてもスムーズに動いてくれたので使い心地がよかったです。あと、本体が軽いので持ち運びやすくて助かりました。

専用のスタイラスペン「HUAWEI M-Pencil(第2世代)」は、長時間持っていても疲れにくいと感じました。あと、腱鞘炎対策のためにペンを指の上で転がして筋を伸ばすマッサージをしているんです。「HUAWEI M-Pencil(第2世代)」は丸みを帯びたフォルムなので、指の上でも転がしやすかったです。こんな使い方をして怒られないかな(笑)。

---「HUAWEI MatePad 11」の画面や音はいかがでしたか。

発色がとても鮮やかで、イラスト制作に十分な画質だと思います。むしろ普段使っている端末よりも画面が鮮やかなので、最初に使ったときは驚きました。

イラスト制作中にサブスクリプションでアニメを流して作業BGMにすることもあるので、音質が優れている点もありがたいですね。

---「HUAWEI MatePad 11」をどんな場面で使いたいと感じましたか。

普段使いはもちろん、仕事用にも使いたいと思うくらい性能がとても気に入りました。今回は、アイビスペイントを使ったのですが、動作も全く問題なかったです。同じくらいのスペックがあるほかのタブレット端末と比べても安価なので、これからデジタルイラストに挑戦したいと考えている人にもおすすめできると思います。

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「生涯学び続けたい」と向上心に溢れているさくしゃ2さん。「HUAWEI MatePad 11」にも興味津々で、鮮やかな発色を活かしたイラスト表現などにも取り組んでくださいました。

そんなさくしゃ2さんが「HUAWEI MatePad 11」で制作したイラストのメイキング記事は、後日公開予定!ドローイング動画や、こだわりポイントとともに紹介します。

プロのイラストレーターからも好評だった「HUAWEI MatePad 11」。イラスト制作のお供として、購入を検討してみてはいかがでしょうか?

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