テレワークなどの新しい働き方が浸透するにつれ、パソコンに求められる性能や機能も変化しつつある。そうしたなか、「少しでも安く、自分に合った高性能なパソコンが欲しい!」という人に支持されているのが、メモリやストレージなどのパーツ構成を柔軟にカスタマイズして注文できるBTOパソコンだ。特にマウスコンピューターの製品は性能と価格のバランスがよく、使い勝手にも優れるなどの理由で評価が高い。
同社のラインナップはデスクトップPCからモバイルノートPCまで多彩な製品がそろっているが、そのうちビジネスからクリエイティブまで、幅広いユーザー層に人気なのが15.6型ノートPC「mouse K5」だ。ここでは、実際に同製品を使用してみて魅力的に感じたポイントを紹介していこう。
いざというときは持ち運びもできる軽量でスリムなボディ
テレワークやテレハーフなどの影響もあり、自宅でPCに触れる機会が増えつつある。そこで悩ましい問題となってくるのがノートPCのサイズ選びだ。業務を効率的にこなすには画面が大きいほうがいいが、持ち運ぶことを考えるとモバイル性能も犠牲にしたくはない。特に時間単位でテレワークを行うテレハーフやシフト制などの場合、ノートPCを持ち運ぶ機会は意外に多い。そうしたときに、あまり大きいノートPCだと負担に感じてしまう。
その点「mouse K5」は、ノートPCとしては大きめの15.6型液晶ディスプレイを搭載しながら、極細ベゼルを採用することでフットプリントを幅359.5mm、奥行き238mmに抑えているのが特徴。厚みも22.8mmとスリムなので、一般的なビジネスバッグにも無理なく収納できる。本体質量はパーツ構成によって少し異なってくるが、標準構成時は約1.95kgと2kgを切っている。
実際に普段使っているバッグに入れて持ち運んでみたが、本体がフラットで凹凸が少ないため、バッグの中でも収まりがいいし、会社やコワーキングスペースへの移動時間くらいならそこまで重さを意識することはなかった。
意外によかったのが部屋の中でもジャマにならない点で、使い終わったらラックの隙間や引き出しなどのちょっとしたスペースにしまっておけば、机の上をスッキリさせられる。
フットプリントが小さめなので、サイドテーブルなどの狭い場所に置きやすいのも好印象。自宅でオンライン会議に参加する際、背景に余分なものが映り込まないように移動してPCを使うことがあるが、そんなときもゴツいノートPCに比べれば、使用場所の自由度はグンと上がる。このサイズ感のバランスのよさが人気の理由のひとつだと、改めて実感できた。