デジタル化の進展に伴い企業が扱うデータ量は日々増大する一方にあります。さらにデジタル・トランスフォーメーション(DX)が加速していくなかで、企業にとってデータはビジネスそのものとも言える存在になっていくことでしょう。それはつまり、いかにデータを保護するかが、事業の継続性や企業の信頼を左右し、企業経営における最重要課題となっていることを意味します。しかしながら、多くの企業・組織では、コストや運用、人材、さらに経営者の意識などの問題から、十分なデータ保護が行えていないというのが実情……、まさにそうした状況にあるある企業のケースを一緒にみてみましょう。

【A社について】
従業員約100人の国内企業。幸いコロナ禍の影響も少なく、事業は至って順調。

【登場人物】

Bさん Bさん
A社の総務課員でIT全般を担当。テレワークが始まってからさらに多忙に……。

C社長 C社長
たった1人で立ち上げたA社を100人規模にまで成長させたオーナー社長。気さくな人懐っこい人柄で社員はもちろん、取引先からも人望を集めている。ただし機械オンチで特にIT系は苦手なのでBさんに頼りっきり。

あんな大きな企業でもデータ漏洩が?!

C社長 ちょっとBくん来てもらえるかな?

Bさん どうしました?また会計ソフトのパスワード入力に5回失敗してロックがかかっちゃいましたか……

C社長 違う違う、さすがのわたしもあれだけ何度も繰り返せば学習したからそれはもう大丈夫だよ。そうじゃなくてWebニュースで見たこの記事なんだけどね、あの大手メーカーのZ社でかなりの数の顧客情報が消えてしまっているらしいよ。なんでも自社で構築したバックアップシステムに不備があったとかで、データを元に戻すのに時間がかかっているのだそう。そのため定評のあるZ社の顧客サポートが止まってしまい、客からのクレームを受けてこうして理由が公になったというんだよ。あれだけ大きな有名企業でもそんなことあるんだねえ……。

  • C社長がWEBニュースを見せながらBくんに話しかけている様子
Bさん なるほど、そのニュースはわたしも目にして気になっていました。バックアップというのは、メインのデータに何か問題があったときに、どれだけ素早くデータを元の状態に復旧できるかが1つの大切な要素なのですけど、記事によるとどうやらZ社の場合、なまじIT部門が大きくて自社のシステム構築力に自信があったのが仇になってしまったようですね。想定外の原因でデータ消失してしまったことで、自社製バックアップシステムが対応できずに復旧にかなり手間と時間がかかってしまっているそうです。これではお客さんが不満を募らせるのも無理はないですよねえ……実際にSNSにはZ社の対応を糾弾するような投稿も増えているようですし。

C社長 イメージが大事な業界だけに、ダメージも大きいだろうね。あ、これダジャレじゃないからっ。

Bさん わかってますからいちいち言わなくていいです……。そうなんですよね。実はバックアップシステムの不具合で、大事なデータが消失してしまったり、業務が停止してしまったりというアクシデントは多くの組織が経験していて、表に出てくるのはA社のような有名企業で、なおかつ公開しなければならない何らかの事情があるケースに限られているんです。そういうケースはほんの一部で、実際にはかなりの数の企業が経験しているようですよ。

C社長 え!?じゃ、じゃあもしかしてウチも……
  • データ消失の話しをBさんから聞き、ぎょっとしている様子
Bさん もちろん可能性はありますよ。幸いこれまでは特に何もなかったですけれど、そもそも当社は特別なバックアップシステムを導入していませんから。最近クラウド版に移行した会計システムで、オプションのバックアップサービスに加入しているのと、ファイルサーバーに付属していた簡易的なバックアップ機能を使っているぐらいです。

C社長 そ、それで安心していいのかな?

Bさん 決して十分とは言えないですね。会計システムのバックアップオプションは、あくまで非常時にも最低限のデータが守れられることを保証しているだけですので、何かあったときにすぐに特定の時点でのデータに戻したりなどまではサポートしていませんし。さらにファイルサーバーのバックアップ機能に至ってはあくまでオマケですから大きな期待はできないですね。こちらはバックアップに時間がかかるシステムへの負荷も大きいので、バックアップが始まるとファイルサーバーの動作自体が遅くなってしまいます。特に最近はテレワークをする社員が増えていて、いつファイルサーバーにアクセスするかわかりませんので、業務に支障が出ないようバックアップを取るタイミングもさらに長めに設定し直したところです。これでは最新のデータの復旧ポイントもかなり以前になってしまうでしょうし、何よりも大地震や火災でこのビルが倒壊するなどしたら、データは失われてしまいますね。

C社長 わわわ……な、何かいい方法はないの?

Bさん もっとちゃんとした、バックアップ専門の会社が提供しているバックアップソリューションを導入すれば解決できるのですけど、3年前にわたしが提案したら、「うちは攻めの経営がモットー!そんなもしものための守りに囚われてたらいかんよ!!」って一蹴されたんですけどね……

C社長 (そんなことあったっけ……)ごめんごめん!大事なデータが失われてしまい、業務が止まったり、顧客や取引先からの信用を失ってしまったら、それこそ攻めの経営なんてできないよね。前言撤回するのでぜひ解決をお願いしますよ!


Bさん まったく調子いいですねえ相変わらず(笑)。わかりました、ちょっとアテがあるので、資料などをまとめて午後イチでお持ちしますね。

C社長 ぜひぜひ!やっぱBさんは頼りになるなあ~

世界中で実績と信用のあるバックアップソリューション

(お昼の休憩タイムが終わった頃)

Bさん 社長、わたしが以前より注目していたバックアップ製品の資料を持ってきました。

C社長 待ってました!

Bさん はい、Arcserveという会社が提供している「Arcserve UDP」というバックアップ製品なんです。

C社長 あーくさーぶ?聞いたことないけど……

Bさん だって社長はPCメーカーだって国内家電メーカーしか知らないじゃないですか……。Arcserve社というのは、バックアップと災害復旧ソリューションの専業ベンダーとして、35年にもわたって世界中の企業や組織のデータを守ってきたという、この分野では最も信頼と実績のある会社なんですよ。国内でもWindows 環境のバックアップソフトウェアで10年以上にわったってNo.1の実績を誇っていて、シェアも過半数をずっと維持しています。

  • Arcserve社のデータ

C社長 グローバルで実績!?シェア過半数!!ウチの製品もいつかそうなるといいねえ……

Bさん そうですね(冷めた口調で)。そしてそれだけ多くの企業・組織に採用され続けているにはもちろん数々の理由があるようですが、サポート満足度が96%にも及んでいることも1つの要因と言えるでしょうね。

  • C社長がサポート満足度96%に驚いている様子

C社長 顧客サポートというのは企業の姿勢を表すからね。それにしても96%とは、ウチも見習わないと。

Bさん そしてそのArcserveが提供する統合バックアップ/リカバリ・ソリューションがArcserve UDPで、社内のシステムも、クラウドサービスも統合して、PCやサーバのOS、アプリ、データを含めてシステム全体を簡単に「丸ごととって」、「丸ごと元に戻す」ことが簡単にできてしまうんです。なのでウチのクラウド版の会計ソフトのデータも安全に守ることができますよ。

C社長 顧客サポートというのは企業の姿勢を表すからね。それにしても96%とは、ウチも見習わないと。

Bさん そしてそのArcserveが提供する統合バックアップ/リカバリ・ソリューションがArcserve UDPで、社内のシステムも、クラウドサービスも統合して、PCやサーバのOS、アプリ、データを含めてシステム全体を簡単に「丸ごととって」、「丸ごと元に戻す」ことが簡単にできてしまうんです。なのでウチのクラウド版の会計ソフトのデータも安全に守ることができますよ。

C社長 それは素晴らしい!でも、会社が被災してしまったらデータが失われないかな?

Bさん もちろん心配ないですよ。災害でデータを失わないために、バックアップデータ遠隔地に複製できますし、バックアップデータの保存先として、Arcserve Japanが運用する国内データセンターも選択できますから。

ファイル単位のリストアももちろん可能です。最新の仮想化という環境と物理環境が混在する複雑な環境のニーズまでも満たす統合バックアップ/リカバリ・ソリューションがArcserve UDPなんです。容易な操作性や、災害対策などの豊富な機能を標準で利用できるほか、多様なクラウドサービスにも対応しています。

シンプルなイメージバックアップ・ソフトウェアとしての顔もあり、サーバ/PC の OS、アプリケーション、データを「丸ごとバックアップ」し、「丸ごと戻す」ことができます。専門知識の無いユーザでも、サーバ1台の小規模環境からバックアップ/リカバリできる簡単さと運用負荷を軽減する高度な機能を標準で備えています。


C社長 非の打ち所がないぐらいで今日にでも導入したいのだけど、コストもかかりそうだし、何よりもただでさえ忙しく働いてくれているBさんの仕事をさらに増やしてしまうんじゃ……

Bさん 何言ってるんですか社長、逆ですよ、ぎゃ・く!!Arcserve UDPを使えば、私のようなIT担当者の運用負荷を減らしながら、災害対策やシステムの即時復旧など高度なバックアップを低コストで実現することができるのも大きな特徴なんです。

 しかも専門知識がなくても、わかりやすい日本語の操作画面から、スムーズなバックアップ運用をすぐに開始できますし、これからデータが増えたとしても、データ量の増加を意識せずにバックアップ運用を継続できるんです。なので、いまのファイルサーバーのオマケ機能のバックアップ運用よりも全然楽になりますから、その意味でもぜひ導入してほしいぐらいですよ。


C社長 それはもう決まりだね!迅速な意思決定と行動力こそ当社のモットー、さっそくArcserve社に連絡してみよう!!

■問い合わせ先
Arcserve
Tel:0120-410-116(営業時間:平日 9:00~17:30)
E-mail:JapanDirect@arcserve.com

Arcserve Japanのホームページ


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