一言でクリエイターといっても、業務内容は業種によって様々だ。同様にクリエイターがPCに求める要素も異なってくるだろう。スペックと価格、モバイル性のバランスを重視したり、機動性を犠牲にする代わりに処理能力やディスプレイの大きさを重視したりと、「何をするのか」に合わせて最適なPCを選ぶことがクリエイター力を高めるポイントとなる。
そこで今回は、タイプ別のニーズに応えてくれるPCとして、マウスコンピューターのクリエイター向けPCブランド「DAIV」シリーズからおすすめの製品をピックアップ。それぞれの特徴を解説していくと共に、マイナビニュースのスタッフが実際に使ってみた感想も合わせて紹介する。
Webディレクターやフォトグラファーには……
性能、モバイル性、価格など、すべての要素がバランス良くそろった汎用性の高い1台。15.6インチと大画面ながら1.53kgと軽量で、どこにでも持ち出せる機動性が魅力。性能面も妥協はなく、GeForceグラフィックスを搭載しているので、クリエイティブな作業にはぴったりだ。3DCGや4K動画といった負荷の高い作業でなければ大抵のことはこなせる。
たとえばWebディレクターやフォトグラファーなど、移動が多く外出先で仕事をすることの多い職種におすすめだろう。139,800円~(税別)という手頃な価格帯なので、最初の1台としてもうってつけである。
過去事例をまとめたりセールスメニューを作ったりする時は、マイナビニュースのキャプチャや写真を使用する機会が多いんです。過去には70MBを超える企画書を作ったこともあります(笑)。そうなると、PCにも意外と負荷がかかってしまって……。
「DAIV 5P」を使用したところ、普段よりも格段にサクサクと動いたので驚きました。作成までのスピードが向上しましたね。また、仕事柄、新メニューの提案などで営業のアポイントメントに同行することも少なくありません。会議室やミーティングスペースまでの移動が多いので、持ち運びに優れたノート型かつ約1.53kgと軽量なのは助かりました!
自宅作業が中心のイラストレーターには……
クリエイティブのなかでもPCに高い処理能力を要求するのがイラスト制作だ。IllustratorやCLIP STUDIOといったツールでイラストを制作する際、何枚、何十枚、時にはそれ以上のレイヤーを重ねて作業することも珍しくない。当然、PCには相当な負荷がかかる。さらに緻密な作業を行うためにペンタブレットや大型ディスプレイの使用も必須。そんな環境に最適なのが「DAIV A5」だ。
デスクトップ型なので大画面ディスプレイにも対応し、第3世代のAMD RyzenプロセッサーとGeForceグラフィックスを搭載しているので、処理能力も描画能力も非常に高いレベルにある。
私は昔からイラストを描くのが好きで、ペンタブをつなぐ場面が多いです。なので、前面にType-A形状のUSB3.1ポートが2つ付いていたのは抜き差しがしやすくて助かりました。あと、最近はテレワークが続いたのでデータをローカルに保存するようになったのですが、やはり社用のノートPCだと限界を感じていて……。「DAIV A5」ならそういった心配もなくなりますね。
実際に、かつてCLIP STUDIOで作成した重めのイラストデータを開いてみたのですが、立ち上がりも速くて大満足です! あとは自分がきちんとレイヤー分けできるようになれば……(笑)。今まではモビリティ重視でノートPCばかり検討していましたが、自宅作業が多くなった今ならデスクトップという選択肢もありですね。
動画を楽に編集できるPCがほしい、でも省スペースで使いたい人に……
ノートPCながらCPUはデスクトップ向けを搭載し、さらにGeForceグラフィックスも搭載。見た目はノート型でも、中身はデスクトップという羊の皮をかぶった狼といえる1台だ。デスクトップCPUなので当然ながら処理能力はハイレベル。重い動画編集も楽にこなせるだけの力を持っている。
17.3型の大型ディスプレイは4K対応の高い解像度を誇り、Adobe RGB 100%もカバー。IllustratorやPhotoshopをよく使うフォトグラファーはもちろん、動画クリエイターにもおすすめである。製品ジャンルとしてはあくまでもノートPCなので、省スペースで利用でき持ち運びも可能だ。
実は僕、マイナビに入社するタイミングで「DAIV 5N」を購入して使っているんですよ。「DAIV、めっちゃいいな~!」と思いながら、毎日お世話になっています(笑)。今回使った「DAIV 7N」は、17.3型と「DAIV 5N」よりも画面が大きいので、モニターがなくても見やすいですね。
動画編集は、シークバーを動かして開始や停止のタイミングを調整したりと、緻密な作業も意外と少なくありません。ノートPCだとより細やかに操作できる気がして、個人的には気に入っています。あとは、キーボードのバックライトもおしゃれですね。黙々と作業をしている時でも、テンションを上げてくれそうです。
3DCGや4K動画など高付加な作業をストレスなく行いたい人に……
まぎれもないモンスターマシン。最新のグラフィックスであるGeForce RTX 3070を搭載し、その他のスペックも非常に高い。あらゆるクリエイティブ用途を難なくこなすハイエンドモデルだ。ここまで性能があれば、4K動画や3DCG、VRなど映像の中でも高い処理能力が求められる作業もストレスなく行えるだろう。
それでいてお手頃な価格帯も大きな魅力。これまでもハイエンドPCで作業をしてきたが、長期の利用でスペックが見劣りするようになり、買い替えを検討しているクリエイターにもおすすめできる。
最近は動画作成の需要が増えていて、一日で数十分程度の動画を複数本書き出さないといけないことも。マシンのスペックが十分に足りていないと、長時間の負荷に耐えられずに固まってしまったりします。今回「DAIV Z9」をお借りした時は、ちょうど2本の動画を編集して書き出す必要があったので、思いっきり活用させてもらいました(笑)。とにかく書き出し完了までのスピードが速かったですね。
動画編集の際にメインで使うのはPremiere Proですが、今後はインタラクティブ動画などの作成も考えているので、CaptivateやAnimateの使用も見据えています。そうすると、マシンにも今まで以上に負荷がかかると予想されますよね。「DAIV Z9」は、そんななかでも問題なく対応してくれそうな1台だと思いました。あとは、マウスコンピューターならではのカスタマイズも魅力的です。
最適なPCを選んでクリエイティブワークを快適に!
マウスコンピューターのクリエイター向けPCブランド「DAIV」から4つのモデルを紹介した。PC選びはクリエイティビティに大きく関わる要素。妥協することなく、じっくり用途を考えて選択するのがベストだ。ぜひ最適な1台を選んでみてほしい。
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