先日リニューアルオープンしたマウスコンピューターの秋葉原ダイレクトショップ。今まで、G-Tuneブランドをメインに扱う「G-Tune : Garage 秋葉原」はあったものの、mouse、G-Tune、DAIV、MousePro、iiyamaの全ブランドを取り揃えている店舗は、東京では秋葉原ダイレクトショップだけ。

普段はECサイトがメインのマウスコンピューター製品が実際に試せるのだから、PC好きとしては見逃せないだろう。そして、ここにも1人、マウスコンピューター秋葉原ダイレクトショップに吸い寄せられた男の姿が……。

彼の名はマイナビニュース デジタルジャンルの笠原編集部長。デジタルジャンルに関わって十余年、PC業界を見つめてきた彼が実際に秋葉原ダイレクトショップに足を運び、「今、本気でほしい!」と思ったPCを選びぬいた。

笠原編集部長がガチ悩み!選んだ9製品はこれだ!

マウスコンピューター秋葉原ダイレクトショップはJR秋葉原駅電気街口から徒歩2分。多くの人で賑わう秋葉原中央通りのすぐ近くに位置している。

  • 入り口に検温・アルコール消毒、対面ではパネルなど、感染対策もバッチリされているので安心して来店できる

売り場は2階建てになっており、1階ではmouse、MousePro、iiyamaブランド、2階ではG-Tune、DAIVブランドが販売されている。

そして今回、店舗を訪れたマイナビニュース デジタルジャンルの笠原編集部長は、編集部内で誰よりもPCに詳しい男だ。そんな彼は、「今、本気でほしいPC」として何を選ぶのだろうか。その様子を追っていくことにしよう。

***

じっくりと店内を見て回る笠原編集部長。製品ひとつひとつの前で立ち止まり、時間をかけて検討していくため、なかなか取材が進まない。これは本気だ。企画の趣旨通り、本気でPCを選びにかかっている顔だ!

笠原:正直、どれも良くて迷いましたが、決めました!

mouseブランド部門

①mouse K5

  • CPU:Intel Core i7-10750H、グラフィックス:GeForce MX350、メモリ:16GB、M.2 SSD:512GB NVMe対応、バッテリー駆動時間:約11.5時間、重量:1.95kg、価格:120,780円(税込)※Webで購入する場合は別途送料がかかります

笠原:mouseブランドからはまず「mouse K5」を選びました! なんといってもバランスが良いですね。10万円前後という価格ながら、ちゃんとGPU(グラフィックス)が載っていて、CPUもIntel Core i7-10750Hと高性能。キーボードも新しいタイプで打ちやすく、インタフェースも一通りそろっています。

ディスプレイも15.6インチと大きく、それでいて重量は2kgを切るので持ち運びもできる。正直、迷っているならこれを買っておけば間違いないでしょう。ハイエンドなゲームを動かすのでなければ、仕事でもプライベートでも困ることはないと思います。

店長:おっしゃるように、mouse K5は非常にコストパフォーマンスに優れたモデルで、お店でも売れ筋の製品です。今の時代、ネットをするくらいならスマホやタブレットで十分なので、PCは画像編集などもう少し高度なことをやるために購入する方が多いです。その入口として、本製品はぴったりだと思います。

「mouse K5」の詳細はコチラ

②mouse X4-R5

  • CPU:AMD Ryzen 5 4600H、グラフィックス:AMD Radeon グラフィックス、メモリ:8GB、M.2 SSD:256GB NVMe対応、バッテリー駆動時間:約10.0時間、重量:1.20kg、価格:87,780円(税込)※Webで購入する場合は別途送料がかかります

笠原:もう1台、mouseブランドから「mouse X4-R5」をおすすめしたいですね。なんといってもこの赤い天板、かっこよくないですか? 好き嫌いは分かれるかもしれませんが、僕は大好きなデザインです! 見た目だけじゃなくて性能もかなり高いのがポイント。内蔵のGPUもAMD Radeon グラフィックスで良いものだし、CPUもAMD Ryzen 5 4600Hと優秀です。

軽くてバッテリーも長持ちなので、モバイル用途に最適。強いて言うならキーボードのカーソルキーの配置が新しいタイプだったらもっとよかったけど……。さっきおすすめしたK5が全部入りのメイン機なら、このX4-R5はすでにメイン環境を持っている人のサブ機におすすめですね。だって、このデザイン、見せびらかしたいでしょう! ちなみに僕が買うなら個人的にBTO(※)でメモリをもう少し増やしたいかな。

              

(※)マウスコンピューターでは、BTO(受注型生産)が可能です。店頭でもメモリやSSDなどであれば、1時間位でカスタマイズできます!即日対応が難しいものもあるので、詳しくは店員さんに直接確認してみましょう。

店長:マウスコンピューターはAMD製品も豊富に取り揃えており、なかでも本製品はおすすめの一台となっています。こういうタイプのノートPCは他社さんでも発売されているのですが、この赤い天板はあまり見ないデザインですよね。AMDのイメージカラーとしてもぴったりで、唯一無二の存在といえます。バッテリーやディスプレイサイズなどを考えると、普段遣いに最適なノートPCと言えるのではないでしょうか。

「mouse X4-R5」の詳細はコチラ

MouseProブランド部門
  • MouseProは店長さんよりおすすめの2製品を教えてもらった

③MousePro NB420Z

  • CPU:Intel Corei7-1165G7 、グラフィックス:Intel 統合グラフィックス、メモリ:8GB、M.2 SSD:256GB NVMe対応、バッテリー駆動時間:約20.0時間、重量:1.12kg、価格:131,780円(税込)※Webで購入する場合は別途送料がかかります

笠原:MouseProは法人向けのブランドですよね。お店のおすすめ製品は?

店長:MouseProブランドは全機種1年間無償でピックアップ修理というサービスを提供しており、法人様にも安心してお使いいただけます。また、ほとんどの機種が5年間まで延長保証可能です。そんなMouseProの中でもいち早く最新のCPUであるインテルの第11世代を搭載したのが「MousePro NB420Z」です。

笠原:長く使える性能でサービスも充実。まさに法人として選びたいPCですね!

「MousePro NB420Z」の詳細はコチラ

④MousePro M600CV

  • CPU:Intel Celeron-4205、グラフィックス:Intel UHD グラフィックス 610、メモリ:4GB、SSD:64GB、重量:約620g(本体のみ)、価格:47,080円(税込)※Webで購入する場合は別途送料がかかります

店長:MousePro Mシリーズも法人様に人気です。非常に筐体がコンパクトで、ディスプレイの背面に取り付けも可能です。省スペースを生かして、様々な使い道が考えられます。たとえばデジタルサイネージに映像を流し続けるような用途ならスペックもそれほど必要ありません。「MousePro M600CV」はCPUにインテルのCeleronを搭載しているため、価格が47,080円(税込)と非常にお求めやすくなっています。

笠原:たしかに法人ならイベントや発表会などで、何台も映像用のPCが必要になることもありそうです。価格をできるだけ抑えたいなら、MousePro Mシリーズは便利ですね。

「MousePro M600CV」の詳細はコチラ

***

笠原:では次に2階のG-Tune・DAIVコーナーに行きましょう。僕個人的にはゲームも大好きなので、楽しみですね!

G-Tuneブランド部門

⑤G-Tune XM-B460-EX

  • CPU:Intel Corei7-10700、グラフィックス:GeForce RTX 3060 Ti、メモリ:16GB、M.2 SSD:512GB NVMe対応、HDD:2TB、価格:181,280円(税込)※店舗限定モデルとなります

笠原:ゲーミングPCなら、まずはこの「G-Tune XM-B460-EX」を推したいですね。なんといってもGPUです。GeForce RTX 3060 Tiを積んでいるのですが、このGeForce RTXの3000番台のGPUは世界的に需要が高く、取り合いになっていてなかなか手に入らないのです。

特に3060 Tiは最近出たばかりの新しいGPUで、1つ上の3070と比べても遜色ない性能を持っています。PCでゲームを遊びたいなら、よほどハイエンドなゲームで高画質設定などしない限り、とりあえず「G-Tune XM-B460-EX」を買っておけばまず間違いありません。

ゲーミングPCってお金をかければかけるだけ良いと思われがちですが、たとえば「XM-B460-EX」の倍の値段を出しても、性能が「XM-B460-EX」の倍になるわけではないんです。どの分野でもそうですが、上を目指すほどコスパは悪くなっていくものです。そんな中で、価格と性能がちょうどよくバランスしたところにあるのが「G-Tune XM-B460-EX」だと思います。

店長:全体的にバランスの優れたマシンですね。CPUは鉄板のIntel Corei7-10700で、GPUは笠原さんがおっしゃるように虎の子のGeForce RTX 3060 Ti、そしてメモリはこれだけあれば安心の16GB。512GBのSSDに2TBのHDDもついているので、写真や動画を保存する用途にも便利です。さらに、通常はオプションで有料となるガラスパネルも、当店でご購入いただければ無償となります。

⑥G-Tune XP-AX570-5950X-EX

  • CPU:AMD Ryzen 9 5950X 、グラフィックス:GeForce RTX 3080、メモリ:32GB、SSD:1TB NVMe対応( M.2 PCIe Gen4 x4 接続)、HDD:2TB、価格:329,780円(税込)※店舗限定モデルとなります

笠原:ゲームの入門としては先ほどの「G-Tune XM-B460-EX」がベストですが、逆に「お金はあるから一番良いのをサクッと教えてほしい」のであれば、「G-Tune XP-AX570-5950X-EX」がおすすめです。これはすごいですよ。CPUはAMD Ryzen9 5950Xで、普通に入手できる一般的なCPUの中でこれ以上高性能なCPUは存在しません。

GPUはGeForce RTX 3080で、やはり品薄、しかも上位クラスの貴重なものを積んでいます。一応、RTX 3090というさらに上のクラスのGPUもありますが、電力や発熱が厳しい割にゲームプレイでの実性能では、実は性能差があまりないので、GeForce RTX 3080は実質的にトップエンドのGPUといえます。これだけ載って329,780円(税込)はむしろ安いですね。弱点は持ち運べないことくらいでしょうか(笑)。

店長:本製品は、開店前からお客様が並ぶレベルに需要の高い製品ですね。パーツの希少価値が高く、スコアを競うようなハイレベルなゲームを遊ぶのに最高のマシンです。

液晶ディスプレイ部門

⑦G-MASTER GB2560HSU-B2

  • 24.5型ワイド液晶ゲーミングディスプレイ(フルHD:1,920×1,080対応)、価格:32,780円(税込)※店舗限定パソコンとのセット購入価格となります


笠原:ディスプレイはゲーミング用の「G-MASTER GB2560HSU-B2」が良いですね。リフレッシュレートが144Hzで24インチで32,780円(税込)! 安い! 普通のディスプレイはリフレッシュレートが60Hzくらいなんですが、それだとゲームによっては残像が出たりフレームが飛んだりするんです。もちろん、普段使いなら60Hzで良いんですが。

これだけ安いのは、IPS液晶ではなくTNパネルだからでしょう。IPS液晶は視野角が広くてきれいなのですが、その分リフレッシュレートを上げるとコストが跳ね上がります。ゲームは視野角はそんなにいらないので、むしろTNパネルにしてリフレッシュレートを上げる方がコスパが良いと思います。

店長:上を見ればきりがありませんが、ゲームをプレイする目的であれば「G-MASTER GB2560HSU-B2」はおすすめです。

「G-MASTER GB2560HSU-B2」
の詳細はコチラ

DAIVブランド部門

⑧DAIV 4N

  • ■DAIV 4N
    CPU:Intel Corei7-10510U、グラフィックス:GeForce MX250、メモリ:16GB、M.2 SSD:256GB NVMe対応、バッテリー駆動時間:約12.0時間、重量:1.09kg、価格:131,780円(税込)

笠原:クリエイター向けのDAIVブランドで僕がほしいのは「DAIV 4N」ですね。バランス的には最初に紹介した「mouse K5」に似ているのですが、大きさは一回り小さくて、よりモバイル用途に特化しています。動画をガンガン処理するとかじゃなければ性能は十分。重量も1.09kgと持ち運びしやすく、CPUもIntel Corei7-10510Uを搭載。

これだけコンパクトなのにCPUもちゃんと高性能なものが載っているなど、どれをとっても好バランスの一台です。我々のようなウェブメディアの仕事なら、これ一択といってもいいんじゃないでしょうか。

店長:まさにバランスに優れたモデルですね。指名買いされることも多いです。持ち運びしながらちょっと写真を編集するような用途に最適です。DAIVはクリエイター向けブランドですが、クリエイター以外の方にもおすすめです。

「DAIV 4N」の詳細はコチラ

⑨DAIV 5D-R7

  • ■DAIV 5D-R7
    CPU:AMD Ryzen 7 3700X、グラフィックス:GeForce GTX 1660Ti、メモリ:16GB、M.2 SSD:512GB NVMe対応、バッテリー駆動時間:約1.5時間、重量:2.63kg、価格:148,280円(税込)


笠原:メインの作業環境をノート型で作りたいというクリエイターには「DAIV 5D-R7」が良いですね。何が良いって、CPUがデスクトップ向けモデルを搭載しているんです! だからバッテリーはぜんぜん持たないのですが、電源がとれる環境なら最高でしょう。使い方はデスクトップだけど、でもデスクトップは邪魔だから置きたくないという人には「DAIV 5D-R7」が最高です。

店長:本製品はCPUにRyzen 7 3700Xを搭載しています。ポイントはGPUとの組み合わせです。GPUをGeForce RTX 1660 Tiにしたことで発熱を抑え、Ryzen 7の搭載を可能にしているのです。これがRTX 2060ともなると発熱がすごくてRyzen 7が載りません。CPUを重視した一台といえます。

「DAIV 5D-R7」の詳細はコチラ

***

今回、紹介したmouse、MousePro、G-Tune、ディスプレイ、DAIVの各製品は、笠原編集部長が「今、本気でほしい」ものばかりだ。

これらの製品は、マウスコンピューター秋葉原ダイレクトショップを訪問することで、実際に見たり触ったりできるので、気になった方はぜひ店舗まで足を運んでほしい。

秋葉原ダイレクトショップの
セール情報はコチラ

[PR]提供:マウスコンピューター