子どもの自宅学習にも最適な11.6型タブレット「MousePro P116B」を使ってみた (1)

新型コロナウイルスの影響で休校が続く中、親にとって不安に思うのは子どもの教育問題ではないでしょうか。

我が家は新高校1年生と新中学1年生の子どもがいますが、入学式を終えても学校が始まる気配はなく、どのように自宅学習をさせるべきか悩んでいます。

そんな中、娘の通う塾では数日前からオンライン動画学習がスタート。先日、中学校からは「Wi-Fi環境の有無」「DVDを見る環境はあるか」「PCやタブレットは自宅にあるか」といったアンケートの協力依頼が届いています。新型コロナウイルスの影響で先が見えない状況になり、教育現場でもオンライン授業を視野に入れていることがわかってきました。

「2020年にプログラミング教育が小学校で必修化」というニュースから、自宅にプログラミング学習の環境を整えることを考えていましたが、この状況では、Wi-Fi導入も含めてオンライン学習の準備を少し早めたほうがいいのかもしれません。

長期休校に入ってから実感しているのは、タブレットやPCの必要性。スマートフォンは持っていても、学習に使うデバイスとしては、やはり画面が小さく、文字や図の確認をしにくいからです。

では、どのようなタブレットやPCが子どもにとって使いやすいのでしょうか。いろいろ考えた末に、タブレットとしてもPCとしても使える、マウスコンピューターの11.6型タブレット「MousePro P116B」が気になったので使ってみることにしました。

耐落下・防塵を備えた2in1 PC、マウスコンピューターの11.6型タブレット「MousePro P116B」

180度回転するカメラでスケッチもラクにこなせる

MousePro P116Bは、11.6型液晶を搭載した2in1 PCで、本体サイズはW298.5×D207.3×H20.0mm、重量は約1.38kg。動作時間は約10.6時間(充電時間は3.0時間)です。

少し丸みを帯びたデザインで、子どもが持つには少し重いような気もしましたが、表面には凹凸があり、滑りにくくなっています。持ち運ぶ際は本体備え付けのハンドルを持って移動できるので、子どもが持ち歩いてもヒヤヒヤすることはありませんでした。

天面。天板表面には細かな凹凸がある
底面。上部には引き出し式ハンドルが搭載されている

液晶のヒンジは360度回転する。平らに開くこともできる

本体左側面には、USB 3.0 Type-CポートとUSB 3.0 Type-Aポート、microSDカードスロット、ヘッドホン/マイクロホン端子を装備
右側面には、スタイラスペンホルダーとストラップフックを搭載

キーボードは全84キーで、キーピッチは約16.9mm。子どもでも手を置きやすいサイズ

スタイラスペンは単6乾電池1本で動作する。ストラップも付属
付属のACアダプター

休校中、中学校から息子に出た理科の宿題は「近所に咲いている花のスケッチ」。今の状況では外で長時間、子どもにスケッチさせるのは不安です。そこで、今年中学1年生になった息子には、スマートフォンかデジタルカメラを渡すつもりでした。近所の道に花が咲いていたので、自分で撮影してもらい、リビングにあるPCに転送してスケッチさせようかと考えていたのです。

MousePro P116Bは液晶の上部に、約180度回転する200万画素Webカメラを搭載しており、インカメラとしてはもちろんアウトカメラとしても利用できます。そこで、このカメラで撮影することにしました。