「ロボット掃除機のゴミを、こまめに捨てる必要がない」というのは、想像以上にストレスフリー。ふだんは毎回、または2~3回に一度は捨てていました。ホコリが飛び散ることもあるので、その時はコードレスクリーナーをもってきて掃除することもありました。しかし、「ルンバi7+」では、そうした手間は一切不要です。
掃除して戻ってくると収集されたゴミは、クリーンベースが吸い上げて紙パックに溜められます。専用紙パックは、先述したとおりダスト容器の約30杯分、使用頻度にもよりますがうちでは3~4カ月後に満杯になるので、そのまま捨てるだけ。
しかも、この紙パックは持ち上げると自動で口の部分が閉じられるようになっており、中のゴミが見えることもなく、飛び散ることもない仕様になっています。
実際に使ってみると、これが本当にラク。スマートフォンに専用アプリをダウンロードして、曜日を決めて留守中に稼働するようにしていますが、家に帰ってくると部屋中がキレイになっています。
そこまでは今まで通りでしたが、その後も何もしなくてもいいのです。本体のダスト容器はいつもキレイな状態です。これなら常にベストな状態で掃除ができるというメリットもあります。
■賢すぎる「i7+」! 指定した場所に真っ直ぐ進む
ルンバ本体は最新のiAdapt3.0ビジュアルローカリゼーションにより、常に部屋の環境を記録し、状況を見て判断しながら効率よく掃除します。
スマートフォンで「iRobot HOME」アプリをダウンロードしてルンバi7+本体をWi-Fiに接続しておけば、どこにいてもルンバの操作が可能になります。最初の数回はアプリでの「トレーニング運転」を実行することでマップが完成します。
運転中、周囲をカメラ撮影してマップを構築し、このマップに沿って全ての部屋の間取りを記憶しているのです。
作成したこの地図はアプリからスマートフォンで確認できます。我が家のリビング、キッチン、ランドリールームの地図が正確に作成されて驚きました。
実際にランドリールームを指定してみます。リビングから一番遠く離れたところですが、クリーンベースを真っ直ぐ進んでからすぐに方向転換し、家具にぶつからず、まっすぐ目的地まで到達することができます。動画も撮影したのでぜひご覧ください。
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アプリから操作する際、「CLEAN」ボタンを押します。今まではこれでルンバが自動で掃除されました
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i7+は「部屋の選択」「すべて清掃」から選ぶことができます
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「ランドリールーム」を選択し、「1部屋を今すぐ清掃」を押しました。すると……
※テーブルを避けて脇目もふらずランドリールームへ!
マップは部屋を指定してそこだけ掃除したり、部屋ごとに掃除する頻度を別々に設定したりといったことが可能です。 途中でバッテリーが切れそうになってホームベースに帰っても、充電完了後にまた掃除を再開しますから、広いスペースでも安心です。
つまり、「ちょっと買い物している間にキッチンだけ掃除しておいてほしい」が手軽にできるようになったということです。なお、AlexaやGoogleアシスタントとも連携できるので、音声でのコントロールも可能です。
■ゴミを見つけると、その上で何回か掃除してから進む
そして気に入ったのは、なんといっても丁寧なことです。順番に掃除をしていきますが、ゴミを見つけると戻ってきて何度も掃除してから、次へ進みます。ゴミがあるところはゆっくり、ゴミがなくなると素早く緩急を付けて移動していることがわかります。
※ゴミがあるところを見つけると何度も同じ場所で掃除してから前に進んでいきます
間取りを覚えていることから、無駄な動きはありません。テーブルの下にある4脚の椅子については毎回位置が変わるため、比較的時間をかけています。何もないところは「お手のもの」といった動きでスイスイ掃除してくれるので、頼もしいですよ。
ちなみに、クリーンベースではなく、通常の充電ドック版「ルンバi7」も販売していますが、実際に使ってみた率直な感想として、やはりクリーンベース付きの「ルンバi7+」がおすすめです。部屋を自動で掃除してくれてもごみ捨てだけは手動でしたが、本当に手間がかからなくなりました。
これまでのルンバでも優秀でしたが、一気に賢さと便利さがアップした「ルンバi7+」。今までルンバを使っていたユーザーにこそ、ぜひ試してほしい製品です。その進化に驚くことでしょう。
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