共働き夫婦で重要なのは、家事の分担をどうするか。結婚して15年以上、家事はほぼ妻である私が負担していましたが、お互いにフリーライターで仕事のバランスが変わり、私が猛烈に忙しくなってしまいました。

中学生と小学生の子どもがおり、家事に仕事に毎日大忙し……。毎日のことなので「なぜ私が」という不満でいっぱい。そこで家事分担をしたのですが、ふたりとも苦手なのは「掃除」です。

そこでいち早く導入したのはロボット掃除機です。5年ほど前、白物家電のライターである私が仕事でルンバをレビューをするため、借りたのがきっかけでロボット掃除機にはまりました。

実は、それまでロボット掃除機自体をあまり信用しておらず、「こんなものでキレイになるわけがない!」と決めつけていたのですが、いざ使ってみると手でするよりもまんべんなく床を掃除してくれるので感激しました。自分で掃除した後でも驚くほどの量のホコリがとれていて、「これは使わねば!」と導入したのです。

そこからずっとルンバを追っているわけですが、最近ではルンバ643、ルンバ960、ルンバ980、ルンバe5を使っていました。個人的にはダスト容器が水洗いできるようになったルンバe5が価格的にもお手頃で「おすすめ」としていましたが、発表されたばかりの「ルンバi7+」を使ってみて、衝撃を受けました。

  • ルンバ5兄弟。一番左にあるi7+が今回発売したモデルです。ロボット掃除機は色々試していますが、やはりルンバはどれも安定感抜群

今まで他ジャンルの家電製品でも「知能」をうたう製品を使っていましたが、こんなに「知能を持った」と実感できたのは初めてだったのです。障害物をさっと避け、目的の場所にまっすぐ進む動きは人間のようです。

また、クリーンベースに本体のゴミを毎回収集してくれるのも、想像以上に「手離れ感」を実感できて、短期間しか使ってないのにもかかわらず、すっかり我が家にとってロボット掃除機5兄弟の大黒柱のような存在となってしまいました。

■本体のゴミはクリーンベースへ! 床掃除を意識しない毎日

「ルンバi7+」で一番目立つのは、やはり見た目のインパクトが大きい充電ドックです。

今までのルンバは充電機能だけで、とてもコンパクトでした。「ルンバi7+」は、充電台内部にクリーンベースが搭載されており、ルンバ本体が戻るたびに自動で本体内のゴミを収集してくれます。30杯分のゴミをドック内の紙パックに溜めることができるようになりました。

  • 本体とクリーンベースはブラックで統一されています

  • クリーンベースを横からみたところ。上にゴミを収納する紙パックが入っていて、本体は奥まで入るようになっています

  • クリーンベースのフタをあけたところ。かなり大きな紙パックが入っています