家電量販店で販売されているパソコンは、基本的に「カタログ掲載モデル」などと呼ばれるパッケージ化されたモデルが中心で、CPUやメモリ、ストレージなどのパーツ構成を購入時に変更できないようになっている。

それに対してメーカーの直販サイトや直営ショップでは、多くの場合「BTO(Build to Order=受注生産)」と呼ばれる販売方式がとられており、購入時にパーツ構成をカスタマイズすることができる。

例えば、BTOパソコンの通販を主軸に事業展開しているマウスコンピューターの場合、製品によってはCPUやメモリ、ストレージ、光学ドライブなどの主要パーツに加え、CPUクーラーやCPUグリス、付属ソフトウェアなどまで、きめ細かくカスタマイズできる。購入時点で目的や用途に合わせて賢く選ぶことで、後からパーツを追加したり交換したりする手間や出費を抑えることが可能だ。

※BTOについてもっと詳しく知りたい方は、画像をクリックするとマウスコンピューターのWebサイトへ飛ぶことが出来ます

とはいえ、BTOを利用したことのない人にとっては、どのようにカスタマイズすればいいのかを具体的にイメージしづらいこともあるだろう。

そこで、ここではマウスコンピューターで売れ筋のデスクトップパソコン「LUV MACHINES iH700SN」と、ノートパソコン「m-Book F576SD-M2SH2」を例に、人気のカスタマイズやオススメの組み合わせなどを詳しく紹介していく。