nキーロールオーバー対応のAlienware TactXキーボード搭載

キーボードとしては、大型モデル同様にAlienware TactXキーボード搭載している。ゲーミングキーボードとして欠かせない、複数キーの同時押しでもキー入力を確実に認識する「nキーロールオーバー」に対応している点も大きな特徴。全キー同時押しにも対応しており、ゲーム中の素早いキー操作にも確実に応えてくれる。

大型モデル同様にAlienware TactXキーボードを搭載

また、19mmフルピッチを確保するのはもちろん、キーストロークは2.2mmと深く、確実なタイピングが可能。この他、底面にスチールプレートを配置することで剛性を高め、1,000万回を超える打鍵にも余裕で耐える高耐久性も実現。メカニカルキースイッチではないが、非常に安定したキー入力が可能な点は、薄型・コンパクトなゲーミングノートPCとしてかなり大きな特徴と言える。

もちろん、キーボードバックライトにはAlienFX照明対応のRGB LEDを採用しており、自由に発色をカスタマイズできる。対応ゲームでは、独自の発色も可能となるため、より臨場感を高めてくれる。

キーボードのバックライトはカスタマイズ可能

ゲームプレイでは、ポインティングデバイスのタッチパッドを活用するシーンは少ないと思うが、こちらも操作性は良好。キーボード同様にAlienFX照明対応RGB LEDを内蔵しており、タッチパッドも鮮やかなイルミネーションとして活用できる。

Alienwareらしいデザインでゲーム気分が盛り上がる

本体デザインは、Alienwareらしさがしっかりと盛り込まれている。ボディは直線的なデザインで、天板には中央から放射状に伸びる3本のラインと、エイリアンロゴを配置。エイリアンロゴは、もちろんLEDで鮮やかに光るため、存在感抜群だ。この他、キーボード面の電源ボタンもエイリアンロゴとなっており、至る所からAlienwareらしさが伝わってくる。

おなじみのエイリアンロゴ

本体サイズは、330×269×22mm。有機ELパネル搭載モデルでは、ゲーミングPCとしては珍しくディスプレイにタッチパネルを搭載し、タッチ操作に対応するとともに、バックライトが不要となるため、ディスプレイ部が薄くなっている点も大きな特徴。なお、液晶搭載モデルでは高さが24mmと2mm増えるが、そちらでも薄さは十分だ。重量は約2.6kgと、モバイルノートと比べるとかなり重いが、ゲーミングノートとしては十分に軽く、持ち運びも楽だ。

ポート類も充実しており、左側面にUSB 3.0×1とヘッドホンジャック、マイクジャック、右側面にはUSB 3.1 Type-C×1とUSB 3.0×1を標準で備える。また、背面にはギガビットイーサネット、Mini DisplayPort 1.2、HDMI 2.0、Thunderbolt 3、電源コネクタ、外付けビデオカードボックス「Alienware Graphics Amplifier」接続用の専用ポートも用意されており、ビデオカードを増設することでさらに描画能力を高められるよう配慮されている。

左側面にはUSB 3.0×1とヘッドホンジャック、マイクジャック

右側面にはUSB 3.1 Type-C×1とUSB 3.0×1

背面にはギガビットイーサネット、Mini DisplayPort 1.2、HDMI 2.0、Thunderbolt 3、電源コネクタ、外付けビデオカードボックス「Alienware Graphics Amplifier」接続用の専用ポート

ギガビットイーサネットは、コントローラとしてKiller E2400を採用するとともに、無線LANコントローラにもKiller Wireless-AC 1535を採用し、有線、無線ともに遅延の少ない通信が可能。こういった部分は、さすがAlienwareブランドらしい仕様だ。