13型のコンパクトゲーミングノートとして申し分ない性能を確認

では、ベンチマークテストの結果を紹介する。まずは「モンスターハンターフロンティアベンチマーク【大討伐】」の結果だ。今となってはかなり軽いゲームベンチマークで、表示解像度をディスプレイ解像度に合わせて2,560×1,440ドットに設定して計測したが、スコアは十分に高く、この世代のゲームは全く問題なく快適にプレイできると言える。

「モンスターハンターフロンティアベンチマーク【大討伐】」の結果

次に、Futuremarkの3Dベンチマークソフト「3DMark」の結果だ。こちらは、DirectX 12世代のテスト「Time Spy」と、DirectX 11世代のテスト「Sky Diver」および「Fire Strike」を計測した。結果は、いずれも13型のコンパクトノートPCとは思えないほどの高スコアとなっており、Alienware 13 OLED VRの性能の高さが改めて証明された形だ。もちろん、より上位のGPUを登載するPCには負けるが、これだけのスコアであれば、最新ゲームのプレイも全く問題がないレベルだ。

「3DMark Time Spy」の結果

「3DMark Sky Diver」の結果

「3DMark Fire Strike」の結果

続いて、Futuremarkの「VRMark」だ。こちらは、VR環境への適応度を検証するベンチマークテストだ。Alienware 13 OLED VRはVR Readyということで、こちらもテストしてみた。結果は、こちらも十分なスコアと言える。VRを快適に利用する場合、GeForce GTX 1060は必要最低限で、スコアも飛び抜けて優れているわけではない。それでも、13型クラスのコンパクトサイズでVR Readyのゲーミングノートは、まだまだ数が少ないことを考えると、十分満足できるレベルと言える。

「VRMark」の結果

最後に、内蔵ストレージとして採用されているSSDの速度も計測してみた。利用したベンチマークソフトはCrystalDiskMark 5.2.1 x64だ。シーケンシャルリードは1600MB/Secを上回るとともに、書き込みやランダムアクセス速度も十分に速い。PCI Express Gen3 x4準拠のM.2 SSDを採用しているだけのことはあるが、この速度ならゲームプレイ時にストレージを起因とする待ち時間の発生はほとんど発生することがなく、快適に利用できるはずだ。

「CrystalDiskMark 5.2.1 x64」の結果

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好きな場所で思う存分ゲームを楽しみたいなら、Alienware 13 OLED VRは最良の製品だ

このようにAlienware 13 OLED VRは、13.3型ディスプレイを採用する小型ボディながら、上位ゲーミングノート同等のハイスペックを詰め込んだ、非常に意欲的なコンパクトゲーミングノートだ。確かに、映像の迫力という点では、より大型ディスプレイを搭載する製品のほうが有利だし、大型ボディだとさらに高性能なパーツを搭載しやすいため、性能面でも有利となる。しかし、このコンパクトボディと軽さがあるからこそ、好きな場所に持ち運んでゲームを楽しめる。友人と集まってゲーム大会を楽しむといった場合でも、いつもの環境を簡単に持って行けるため、有利に大会に望めるだろう。

また、Alienware 13 OLED VRなら、表示品質に優れる有機ELパネルを活用し、ゲーム以外の映像系クリエイティブ用途にも柔軟に活用できる。そういった場合でも、13.3型ディスプレイを採用するコンパクトボディのため、作業環境が固定されず、現場に持ち込んで快適な作業が行えることになる。コンパクトなボディサイズが、ゲーム以外への対応度も高めてくれる。

とはいえ、やはりAlienware 13 OLED VRはゲーミングPCであり、その魅力はゲームをプレイすることで花開く。十分な性能を備え、かつ気軽に持ち運んで思う存分ゲームを楽しめる、コンパクトなゲーミングノートを探しているなら、Alienware 13 OLED VRは真っ先に考慮すべき製品と言える。

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