「EX-word RISE」で英会話力は上達するのか?

英語のやり直しを考えていた筆者に突然降ってきたのは、カシオの英会話学習にフォーカスした機器「EX-word RISE」の出会いと英会話テストの機会。その様子はこちらの記事を読んでいただくとして、今回はその後の報告をしたいと思う。

あのテストの後、約2週間「EX-word RISE」を使って英会話学習にけっこうみっちり取り組んでみた筆者。ヒアリング・スピーキング・リーディングをバランスよく学べる教材群や、学習状況をグラフで教えてくれる「English Training Gym」、ノートパソコン型とPDA型、ミニタブレット型の3WAYで利用できるコンパクトさがポイントだとは知っているが、実際使ってみるとどうなのかというところ。そしてその結果は……。

「English Training Gym」で教材をピックアップする。

ETGの初級表示を手がかりに教材を選ぶ

確かに「英会話学習が身近になった」という感想を持った。まず、最初にしたのは「English Training Gym」を起動し初級用教材をピックアップすること。前回REINAさんに伺った英会話上達のコツを思い浮かべて、ボキャブラリーから「キクタンEntry」、リスニングから「"英語の耳"になる! 基本30のルール」、スピーキングから「発音トレーニング」と「デイリースピーキング」など、耳で聞き、口で繰り返す訓練になりそうな教材を中心に選んでいった。

オリジナルな使い方としては、ボキャブラリー強化の「キクタン」をリスニング&スピーキング用にも応用したこと。英会話を学び直す日本人にとっては、単語を聞いて音として捉えて繰り返す「シャドウイング」が効果的と伺った。そのスタイルにキクタンのチャンツの仕組みが使える気がしたからだ。