今やビジネスマンにとって欠かせなくなってきた英語、そして英会話。数年前に社内の公用語を英語にした企業があったことも記憶に新しい。そこまでではなくても、社会人としてさまざまな場面で出会う機会が増え、改めて英会話の必要性を実感する読者も多いのでは。とはいえ、いざ勉強を始めるとなると「仕事が忙しくて時間が取れない」、「スクール通いは費用がかかる」、「独学に適した教材がわからない」など、なかなかのハードルがある。そこでオススメしたいのがカシオの「EX-word RISE」だ。

3WAY利用可能な英会話学習の専用モデル

デスクでは液晶を立てて(左)、電車などではキーボードをスライドさせてタブレット風に使うことができる

EX-word RISEは、電子辞書でおなじみEX-wordシリーズの一員で、英会話の学習に特化したモデル。自宅では机に置いて学習しやすいノートPC型、または液晶モニタをスライドさせて物理的なキーボードを使うPDA型、移動時間は物理キーボードを出さずにタッチパネル液晶モニタで利用するミニタブレット型と、場所に合わせたスタイルで使えるのが特徴だ。価格は収録コンテンツが120種類のハイエンドモデル「XDR-A20」が45,360円、40本のスタンダードモデル「XDR-A10」は34,560円となっている(公式オンラインショップ、e-casioでの税込価格)。

まるでスマホのような見た目で、軽くてコンパクトなので持ち運びにも便利そうだ

形状は横15.5×縦9.2×厚さ1.5センチ、約260gの文庫本サイズ。液晶部分のスタイリッシュなデザインもあるのだろうか。実際に持ち歩いてみるとなかなかスマートな印象だ。

ディスプレイは5.3型のタッチパネルとなっており、スマホ感覚で扱うことができる。持ち運びに便利ということで、実際に電車の中で立ちながら使用してみたが、フリック操作も可能なのでキーボードのみよりも使いやすい。

また、人が多い場所では、イヤホンを使ってヒアリングの勉強、カフェなど座れる場所ではヒアリングとリーディング、自宅ではスピーキングなど、場所に合わせた学習ができるので効率的だ。さらに、後述する機能「English Training Gym」を使うとより効果的なので、合わせてチェックしてみて欲しい。

カシオ計算機のWebサイトから