ここ2~3年におけるモバイルPCのトレンドといえば「2in1」だ。従来のノートPCとしてだけでなく、ディスプレイ部分をキーボードから取り外し、タブレットのように使ったり、あるいは特殊なヒンジでディスプレイの角度を柔軟に変えて、さまざまな形状で利用できるというものだ。
いまでは多くのPCメーカーが2in1 PCを投入しているが、とりわけ早い時期からこの分野に取り組んでいるのがASUSだ。2016年秋冬モデルでも、12.6型「TransBook 3 T303UA」、10.1型「TransBook Mini T102HA」、10.1型「TransBook T101HA」の3機種を展開している。
今回はこのうち、10.1型「TransBook Mini T102HA」を入手したので、さっそくその使い勝手を試してみよう。
■試用機の主な仕様 [製品名] ASUS TransBook T102HA(T102HA-8350G) [CPU] Intel Atom x5-Z8350 (1.44GHz) [メモリ] DDR3L-1600 4GB [グラフィックス] Intel HD Graphics 400(CPU内蔵) [ストレージ] 64GB eMMC [ディスプレイ] 10.1型(1,280×800ドット) [OS] Windows 10 Home 64bit [サイズ/重量] W259mm×D170mm×H8.2mm/約540g(本体)