米Appleは米国時間22日(日本時間23日)、スペシャルイベントを開催し、新世代iPadとなる「iPad Air」およびRetinaディスプレイを搭載した「iPad mini Retinaディスプレイモデル」を発表した。ここでは同イベントにおいて、iPadに関わる部分をリポートする。

発表会に登壇した同社のティム・クックCEOはまず、iPadの現状について説明した。それによると、iPadは世界で1億7千万台を売り上げており、タブレット全体でのシェアは81%に上るという。また、iPadアプリは47万5,000以上リリースされている。

iPadは1億7千万台売り上げている

タブレット全体でのシェアは81%

続いて登壇したAppleワールドワイドプロダクトマーケティング担当上級副社長のフィル・シラー氏より、新製品の発表が行われた。

iPad Air登場

まずは「iPad Air」。iPadとしては第5世代にあたる製品で、その名が示すように前モデルより大幅な軽量化・スリム化がなされている。ベゼル(縁)は約43%(6.2mm)狭くなり、169.5mmに。厚さは約20%(1.9mm)薄くなり、7.5mmに。重さは約28%(183g)軽くなり469gになった(セルラーモデルは478g)。ディスプレイサイズは変わらない。

ベゼルが約43%薄く

厚みが約28%薄く

重さは469gに