最近のスマートフォンはフロントカメラの画質の向上が著しく、美顔モードをデフォルトで搭載している製品も増えています。しかし室内でセルフィーをしてみると、思ったほどきれいに写っていないことがあります。それは光の量が足りないからです。屋外では綺麗に撮影できるセルフィーも、室内の暗い環境では画質も落ちがちです。

そんな時はスマートフォンにクリップ式で取り付けできるセルフィーライトがあると便利です。最近では雑誌の付録としてセルフィーライトが登場することもあるなど、日本でも少しずつ存在は知られてきています。一方アジア各国ではセルフィー好きな女性たちの間でセルフィーライトを使うことは一般的なものになってきています。

  • 台湾美女もお気に入りのセルフィーライトを紹介

アジアの中でも台湾はライブストリーミングサービス「17Live」がスタートした地でもあり、自分自身を写すことが大好きな女性たちが大勢います。セルフィーグッズも数多く販売されていますし、先日残念ながらデジカメ撤退を決めたカシオのセルフィーカメラも大人気。専門店があるほどセルフィー人気の国なのです。

その台湾にはセルフィー関連製品の専門メーカーがあります。台北に拠点を構える「Magipea」はセルフィーライトやセルフィースタンドなど様々な製品を開発しています。台湾以外の国でも販売されていますが、日本にはまだ同社のセルフィー製品は登場していません。そのためライトなどを見る機会はなかなかないのですが、5月17日から20日まで開催された「東京スカイツリー・日台観光友好交流5周年 台湾観光フェア」にMegipeaが出展していました。

  • スカイツリーで行われた台湾観光フェア

フェアの目玉は台湾の食をその場で味わえる飲食店だったようですが、セルフィーライトを中心に出展していた同社も、台湾好きな女性をはじめ多くの来訪者でにぎわっていました。展示されていたのはセルフィーライトや三脚など。即売も行われていました。

  • Magipeaのブースではセルフィー関連製品を販売

セルフィーライトは、まずパッケージデザインがかわいい感じです。この手の製品は日本では家電量販店などでも売っていますが、パッケージにまでこだわった製品はあまり見かけません。Magipeaの製品は雑貨やアクセサリのお店で販売してもいいような、女性が手に取ってほしくなるようなパッケージデザインになっています。

  • パッケージデザインもかわいいセルフィーライト

ライトはクリップ式で、スマートフォンに挟んで使えます。類似の製品も多いのですが、Magipeaのライトは機能豊富で使い勝手にも優れています。

まずライトは横のボタンを押すと、白色→橙色(太陽光)→混合(自然光)と切り替わります。セルフィーは白色、食事などの補助光には橙色と切り替えることもできるわけです。またボタンを長く押すとライトの光の強さを変えられます。

  • スマホの正面にライトを取り付ける

  • クリップ式なので様々なスマホに対応

さらには本体には1,200mAhのバッテリーを内蔵。ライト用の電源になるだけではなく、モバイルバッテリーとして他のスマートフォンの充電もできます。カバンの中に入れておけば、スマートフォンの電池切れの心配もなくなるわけです。

  • 上部のUSB端子から他のスマホを充電できる

ライト本体の色はピンク、ミントグリーン、グレイなど。女性向けの製品ですが、男性が持っていて彼女や友達がセルフィーするときにさりげなくこれを貸してあげるのもよさそう。日本ではまだ販売されていないので、台湾旅行の時に現地で買ってみてはいかがでしょうか?

  • 女性必携のセルフィーライト、男性も持っているべきかも

他に展示されていたセルフィースティックは三脚にもなる便利アイテムです。机上スタンドとしてセルフィーを撮るときに使えますし、かなり伸びるので屋外で使うことも可能です。スマートフォンを取り付けるホルダー部分は360度回転しますから、スマートフォンを横向き、縦向きどちらにも変えられるのが便利。集合セルフィーは横向きで、インスタには縦向きで、といった撮り分けが自在にできます。

  • 三脚にもなるセルフィースティック

屋外利用中に倒れないようにと、棒の下部にはねじ込み式で土にさせる杭も内蔵されています。家庭の庭などでセルフィーするときは三脚として足を開いた上に、地中に突き刺せば倒れることもありません。この杭は普段は逆向きにしてねじ込んで収納しておけます。

  • 三脚利用時に倒れないよう、地中に刺せるようになっている

Magipeaは他にも小物を撮影するときの背景として8種類の模様のシートセットも販売中。インスタ映えする小物撮影時などに便利です。電池不要、ばねで動く360度回転台や、指先に挟めるBluetoothカメラリモコンなどオリジナリティーあふれる製品も続々と開発しています。ぜひこれらの製品を日本でも展開してほしいものですね。

  • セルフィーやインスタ好きな女性向けアイテムが揃っている