Microsoft EdgeのInPrivateブラウズは、Web閲覧の終了時に、Cookieや履歴、一時ファイルなどの情報を破棄するモード(いわゆるシークレットモード)だ。自身のプライベートな情報を表示させたくない場合など、多様な場面で利用できる。InPrivateモードで実行される処理に関しては、サポートページを参照してほしい。

  • 「…」→「新しいInPrivateウィンドウ」と順にクリック/タップすると、新しいウィンドウでMicrosoft EdgeがInPrivateモードで起動する

たとえばPCを他者へ一時的に使わせる場合も、InPrivateモードを使用すれば、閲覧履歴やCookieといった情報は格納されず、自身のWeb閲覧環境に影響をおよぼすこともない。「このPCは常にInPrivateモードで起動する」場合は、以下の操作を行う。

  • 「Win」+「X」キー→「A」キーと順に押すか、スタートを右クリック/長押しし、「Windows PowerShell(管理者)」をクリック/タップする

  • プロンプトに以下の内容を入力して「Enter」キーを押す

reg add HKLM\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edge /v InPrivateModeAvailability /t REG_DWORD /d 2 /f
  • そのままMicrosoft Edgeを起動すると、はじめからInPrivateモードとなる。また、通常モードを選択する「新しいウィンドウ」は使用できない

本操作はグループポリシーの「InPrivateModeAvailability」を使用し、InPrivateモードを強制する値「2」を付与している。以前のように通常のMicrosoft Edgeを起動可能にするには、inprivatemodeavailabilityを削除する「reg delete HKLM\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edge /v InPrivateModeAvailability /f」を実行すればよい。