「Windows 10ミニTips」は各回の作成時点で最新のWindows 10環境を使用しています。
先日出席したオンライン発表会が至極残念だった。おそらく登壇者のPCだと思われるが、事あるごとにWindwos 10のメッセージ音(Windows Background.wav)をヘッドセットのマイクが拾い、話し手の声にかぶせてくる。オンライン会議は対面会議よりも集中力を要するが、メッセージ音が聞こえてくるたびに筆者の集中力は削られてしまった。
通常の発表会でCortanaが話者の声に反応する程度は、可愛らしく朗らかな気分になるものの、あの「チャラーン」という音を耳にすると、あくまでも個人的な感想だが殺伐とした気分になってしまう。
本来であれば通知領域のスピーカーアイコンからミュート設定にすれば済む話だが、PC構成によってはプレゼンテーションを阻害する可能性がある。そこでオンライン会議が増えているいまおすすめしたいのが、イベントサウンドの無効化だ。
オンライン会議終了後は、上記の設定を「Windows標準」、もしくはご自身が名付けた設定に切り替えればよい。ぜひWindows 10 PCでプレゼンテーションを行う方は本設定に着目してほしい。
なお、上記の設定はHKEY_CURRENT_USER¥AppEvents¥Schemesキーの既定値に格納されており、異なるレジストリファイルをインポートすることで切り替わるか検証してみたが、結果はNG。1度「サウンド」ダイアログを開かないとイベントサウンドの無効化・有効化は切り替わらなかった。