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OneDriveの資格情報を更新する
先日の記事を執筆する際、OneDrive/OneDrive for Businessにおける同期の競合に関する調べたところ、OneDriveの資格情報が原因で発生するケースがあるという。
実際にファイル名が競合している場合を除いても、長いファイル名やフォルダー名、深いフォルダー構造、つまり“パスが長い”ケースや、OneDrive/OneDrive for Businessクライアントのキャッシュなどバグが理由のケースでも競合が発生することがある。前者はファイル名やフォルダー構造をシンプルにすることで競合を回避できるが、後者はクライアントのバグ修正を待たなければならない。だが、資格情報が原因の場合は対処可能だ。
OneDrive/OneDrive for Businessの資格情報は「汎用資格情報」に格納しているが、この情報を上記手順で強制更新することで、意図しない同期の競合を回避することが可能だ。当然ながら、OneDrive/OneDrive for Businessクライアントの再起動が必要となる。
本手順はMicrosoftのサポート情報にも記載されているが、同社は「問題が解決しない場合は、OneDrive/OneDrive for Businessをアンインストールし、再インストール」する旨を推奨している。OneDrive / OneDrive for Businessで意図しない同期の競合が発生した場合はお試しいただきたい。