iOS 26では、直近のiPhoneの使用状況に基づいて自動的に消費電力を調整する「適応型電力制御」機能が搭載されました。この機能を使うと、バッテリーを長持ちさせる制御をバックグラウンドで自動的に行ってくれます。
「適応型電力制御」が利用できるモデル
適応型電力制御は、2025年に発売された新しいiPhoneではデフォルトでオンになっています。
iPhone 17
iPhone 17 Pro
iPhone 17 Pro Max
iPhone Air
それ以外は手動でオンにする必要があります。ただしApple Intelligenceが必要なため、利用できるのは以下のモデルに限られます。
iPhone 16
iPhone 16 Plus
iPhone 16 Pro
iPhone 16 Pro Max
iPhone 16e
iPhone 15 Pro
iPhone 15 Pro Max
適応型電力制御機能をオンにする方法
適応型電力制御をオンにするには、次の手順で操作します。
適応型電力制御をオンにすると、バッテリーの使用や充電の習慣をApple Intelligenceが学習します。これには少なくとも7日間かかります。学習が完了すると、必要なタイミングに自動で適応型電力制御が動作するようになります。手動で操作する必要はありません。
適応型電力制御と低電力モードの違い
消費電力を節約するための機能といえば、iPhoneには以前から「低電力モード」が搭載されています。低電力モードと適応型電力制御はどう違うのでしょうか。
低電力モードは、オンにすると一律にさまざまな機能制限を行います。例えば、5G通信をオフにする、自動ロックの時間を短くする、画面を暗くする、iCloudの写真同期やメール受信等のバックグラウンド動作を一時的にオフにする、などです。
また、画面のリフレッシュレートが最大60Hzに制限されたり、一部のタスクの実行速度が遅くなることがあるため、ゲームやカメラなど高いパフォーマンスを必要とするアプリでは動作が重くなる可能性があります。
適応型電力制御は、直近の使用状況に基づいて電力の需要を予測し、その日の充電残量が長持ちするよう必要に応じた調整を行います。対象となるのは処理性能や画面の明るさ、バックグラウンド処理などです。
低電力モードほど一律に性能を制限するのではなく、必要に応じて調整することがポイントで、例えばiPhoneを「ゲームモード」にしてゲームをプレイしている間は処理性能の制限は行われません。その上で、バッテリー残量が20%以下になると低電力モードへの切り替えを行います。
低電力モードを「緊縮財政」とするなら、適応型電力制御は「日頃の節約手段」といえるでしょう。iPhone 15シリーズ以降をお使いなら、オンにしておくのがおすすめです。
![「設定」を開き、[バッテリー]をタップ。下へスクロールして[電力モード]をタップ](images/001.jpg)
![[適応型電力制御]をオンにすれば完了です。[適応型電力制御の通知]はオン/オフどちらでもOKです。オンにすると、適応型電力制御が始まった時に通知が届きます](images/002.jpg)