「ミュージック」でプレイリストを再生していたら、なぜか曲の終わりに次の曲が被ってきた、という経験はありませんか? これはiOS 26の新機能「トランジション」によるものです。もうひとつの便利な新機能「ピン留め」とあわせてご紹介します。
キーとテンポを自動で合わせてミックスする「AutoMix」
iOS 26の「ミュージック」には、新しく「トランジション」機能が追加されました。連続する曲の終わりと始めを自動的にシームレスにつないで再生する機能です。曲と曲の間の空白をなくし、キーとテンポを自動的に合わせてつなぐので、好きな音楽の世界観を切れ目なく楽しみたい時に最適です。
トランジション機能を使用するには、ミュージックの再生画面を開き、再生中の曲名の下に並んでいるアイコンのうち、一番右をタップします。
この状態でプレイリストなどを再生すると、曲のキーやテンポを合わせてつなぐ、いわゆる“ミキシング”の状態になります。
トランジションは、次の場合には機能しません。
- アルバム再生中
- 一部のジャンルの曲
- AirPlay使用中
- 曲がダウンロードされていない場合
もうひとつのトランジション「クロスフェード」
トランジションにはAutoMixの他にもうひとつのスタイル「クロスフェード」があります。クロスフェードは指定した秒数で曲のフェードアウト/フェードインを重ねる、シンプルなつなぎ方です。
AutoMixとクロスフェードのどちらを使用するかは「設定」で選択することができます。
「お気に入り」よりアクセスが便利な「ピン留め」機能
頻繁に再生するアルバムやプレイリストには手早くアクセスしたいですよね。そんな時に活用したいのが「ピン留め」機能です。ピン留めしたアルバムやプレイリストは「ライブラリ」画面の最上段に固定表示されるので、アプリを開いてすぐ再生することができます。楽曲を単独でピン留めすることもできます。
なお、ピン留めしたアルバム・プレイリスト・曲は自動的にダウンロードされます。モバイルデータ通信を使用中は通信量にご注意ください。


![「設定」を開き、[アプリ]→[ミュージック]→[曲のトランジション]の順にタップ](images/003.jpg)
![[AutoMix]または[クロスフェード]を選択します。クロスフェードを選択した場合は[クロスフェードの継続時間](曲が重なる秒数)を設定します](images/004.jpg)
![アルバムやプレイリスト、曲タイトルを長押し。メニューが表示されたら[ピン留め]をタップします](images/005.jpg)
![ピン留めしたものは「ライブラリ」画面の最上部に表示されます。ピン留めを外す場合は、長押ししてメニューから[ピン留めを解除]をタップします](images/006.jpg)