iOS 18.4のアップデートにより、iPhoneでApple Intelligenceの一部機能が利用できるようになりました(*)。Apple Intelligenceは、メールやメモ、カメラといった、日頃から使い慣れたアプリに組み込まれ、いつもの使い勝手をサポートしてくれることが特徴です。
今回は「写真」に追加されたApple Intelligence(以下、AI)の新機能と、その使い方をご紹介します。写真を撮って溜めるだけでなく、見て楽しむ方法がさらに広がります。
*対応モデル
iPhone 16シリーズ、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max
写真のキーワード検索が強化
「写真」アプリでは、これまでもキーワードで写真を検索することができましたが、AIによってさらに自然な言葉で、詳細に検索することができるようになりました。
「メモリー」をお好みのテーマで作成
「メモリー」とは、ライブラリにある写真からアプリが自動的に写真を集めて作成する音楽付きのスライドショーです。これまでは、知らないうちになぜかスライドショーができている状態でしたが、新たに自分の好きな時に好きなテーマで作成することができるようになりました。
時期や場所、BGMにしたい音楽の傾向などを入力すると、自動的に写真を集めてスライドショーが作成されます。
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作成されたメモリーは、「メモリー」欄に保存されます。一定期間を過ぎると表示されなくなるので、残しておきたい場合は[お気に入り]をタップします。また、他のメモリーと同様に後からBGMを変更したり、写真にフィルターをかけたりすることが可能です
消しゴム機能「クリーンアップ」
「クリーンアップ」は、写真に写っているものの一部を消す機能です。ものを消すだけでなく、ざっくり塗りつぶすと文字のモザイク代わりにも使用できます。また、クリーンアップ加工した写真は後から元に戻すことも可能です。
クリーンアップ加工した写真を元に戻すには、次の手順で操作します。