前回ご紹介した「拡大鏡」の他にも、iPhoneのコントロールセンターには便利な機能がいろいろと用意されています。今回はその中からさらにいくつかをご紹介します。

  • コントロールセンターは、Face IDモデルならホーム画面を右上から下へ、Touch IDモデルは下から上へフリックして開きます

フラッシュライト

背面カメラのフラッシュを懐中電灯として使う機能です。長押しすると明るさを調節できます。

  • 「フラッシュライト」アイコンをタップして、iPhone背面のカメラの横にあるライトを点灯・消灯。長押しすると明るさ調整の目盛りが表示されます。元の画面に戻るには余白をタップします

テキストサイズ

iPhoneの画面の文字サイズを調整します。ピンチしても拡大表示できないホーム画面や各種アプリ上で文字を大きくすることができます。

  • 「テキストサイズ」アイコンをタップ→目盛りを上げると拡大、下げると縮小されます。元の画面に戻るには余白をタップします

  • テキストサイズ変更の例。上段:小/下段:大

なお、Safariなど一部のアプリはこの機能に非対応ですが、アプリ内の設定機能でサイズ調整が可能な場合があります。

  • Safariの場合は、アドレスバー(上部)の左端にある「ああ」をタップ→上段の「あ」ボタンをタップすると文字サイズを変更できます

ミュージック認識

テレビやラジオ、お店のBGMなど、いま流れている曲が何かを知りたい場合、「ミュージック認識」で検索できます。

  • 曲が流れている場所で「ミュージック認識」アイコンをタップ→しばらくすると検索結果が通知されます。タップすると「Shazam」アプリが開き、Apple MusicやYouTubeへのリンクが表示されます

「Shazam」がiPhone上になくても楽曲の認識は可能で、バナーが表示されます。ただし、詳細情報の確認はできず、App Storeの「Shazam」への誘導が表示されます。

コードスキャナー

QRコードを読み取る機能です。QRコードが認識されると自動的にページが開く点が、「カメラ」アプリと異なります。

  • コントロールセンターから「コードスキャナー」を開き、QRコードにカメラを向けます

  • URLが認識されると、自動的にページが開きます

「カメラ」アプリでもQRコードの読み取りが可能ですが、読み取り後にバナーをタップする必要があります。

コントロールセンターにアイコンがない場合は

これらのアイコンがコントロールセンターにない場合は、下記の手順で追加できます。

  • 「設定」を開き「コントロールセンター」をタップ。下へスクロールし、使いたい機能の「+」をタップします