NVIDIAは10月13日(米国時間)、AIを利用した描画技術「DLSS 5」のアップデートを発表した。新たなAIモデルでは処理速度を従来の2倍に高め、VRAM使用量も削減した。10月16日から対応ゲームへの導入を開始する。

  • 「NVIDIA DLSS 5」のAIモデルが2倍高速化、4KではVRAM使用量も20%削減。『ホグワーツ・レガシー』などから導入へ

    「NVIDIA DLSS 5」のAIモデルが2倍高速化、4KではVRAM使用量も20%削減。『ホグワーツ・レガシー』などから導入へ

DLSS 5はゲームエンジンが生成した映像をもとに、AIでライティングやマテリアルの表現を強化する「3D-Guided Neural Rendering」を用いた技術。今回の更新では処理パイプラインの最適化とニューラルモデルを改良したことで、9月版と比較してGPUの処理負荷を半減させた点が大きな特徴。

またAIモデルのパラメータ数を24%削減して約1億1,800万とし、4K解像度でのVRAM使用量を20%削減した。画質を従来と同等の水準に維持しつつ、処理を高速化。3月の発表時と比較するとモデル全体の処理速度は10倍に達したという。高速化されたモデルは10月16日の「NBA 2K27」へのアップデートで初めて導入され、最大1.4倍のフレームレート向上を実現したとしている。

対応タイトルも拡大し、「ホグワーツ・レガシー」には11月5日、「Where Winds Meet」には11月下旬にDLSS 5を導入する予定。リマスター制作ツール「RTX Remix」にも10月23日のアップデートで対応する。