ASUSは、Intel Z390/C246チップセットを搭載する一部の旧型マザーボードについて、脆弱性「CVE-2026-93495」を修正するBIOSアップデートの提供を開始した。対象には「PRIME Z390-A」や「ROG MAXIMUS XI」シリーズなど、主に第8/9世代Coreプロセッサ向けとして販売された製品が含まれる。

  • ASUS、約7年前発売の第8世代~第9世代Intel Core向けZ390/C246マザーボードにBIOSアップデート

    ASUS、約7年前発売の第8世代~第9世代Intel Core向けZ390/C246マザーボードにBIOSアップデート

CVE-2026-93495は、特定のASUS製マザーボードにおける初期化処理の不備に起因する脆弱性。細工したデバイスを接続することで、物理的にPCへアクセスできる攻撃者が任意のメモリを読み書きできる可能性がある。深刻度を示すCVSSスコアは7.0で、Highに分類されている。

悪用にはPCへ物理的にアクセスして細工したデバイスを接続する必要があるため、インターネット経由で直接攻撃されるタイプの脆弱性ではない。一方ASUSは対象製品のユーザーに対し、修正版BIOSへの更新を強く推奨している。

影響を受ける多くの製品ではBIOS 2101以前が脆弱性の存在するバージョンで、修正版として2203が提供される。WS Z390 PROについては1401以前が対象で、修正版は1502となる。第8/9世代Coreは現在もWindows 11のシステム要件を満たす世代で、Z390搭載PCを現役で利用しているユーザーもいるはずだ。影響を受ける対象製品であればBIOSのバージョンを確認しておきたい。