最初に結論:5~15歳向けの新アカウント「Roblox Kids」「Select」が日本上陸
記事の重要ポイント:
  • 1:5~8歳は「Roblox Kids」、9~15歳は「Roblox Select」に自動振り分け。年齢に応じてアクセス可能なゲームやチャット設定が異なる
  • 2:9歳・16歳の節目でアカウントが自動的に上位区分へ移行する「アカウント・プログレッション」を採用
  • 3:保護者向けの管理機能(ペアレンタルコントロール)も拡充。ゲーム履歴の確認や個別ゲームの許可設定が可能に

ロブロックス・ジャパン合同会社は6月17日、オンラインサービス「Roblox(ロブロックス)」にて、年齢に応じてコンテンツとチャット機能を制限する新アカウント「Roblox Kids」と「Roblox Select」を、日本を含むグローバルで提供開始した。対象は16歳未満のユーザーで、年齢確認システムに基づき該当する体験に自動的に割り当てられる。

  • 「Roblox Kids」「Roblox Select」のアプリ画面

    「Roblox Kids」「Roblox Select」のアプリ画面

Robloxは、世界で1億5,000万人以上が利用するプラットフォーム。今回発表された新アカウントは、子どもの成長段階に合わせて進化するよう設計されており、ゲームへのアクセス、チャット機能、保護者による管理(ペアレンタルコントロール)をユーザーの年齢に適合させる。これに先立ち、先月にはオーストラリア、インドネシア、オランダ、ニュージーランドで限定的な市場展開が行われていたが、本日より日本を含む世界中で一斉に利用可能となった。

年齢確認済みの16歳未満のユーザーは、サービス開始時点でお気に入りのゲームの大部分へのアクセス権をそのまま維持する。なお、16歳以上の年齢確認済みユーザーの体験には影響や変更はない。

「Roblox Kids」アカウント(5~8歳対象)は、プラットフォーム内で最も強固な初期保護措置が適用される。継続的な選定プロセスを通過した「Minimal(最小限)」または「Mild(軽度)」のコンテンツ成熟度ラベルが付与されたゲームのみアクセスが可能で、チャット機能はデフォルトでオフに設定される。

「Roblox Select」アカウント(9~15歳対象)は、選定プロセスを通過した「Moderate(中程度)」までのレーティングのゲームへのアクセスを提供する。チャット設定は年齢や居住地域に応じて最適化され、16歳未満のユーザーを保護するための追加のセーフティネットが維持される。

両アカウントには、開発者の本人確認、AIによるリアルタイムのシーン評価、強化されたコンテンツ審査という3段階の評価基準が適用される。これにより、センシティブなテーマを扱うゲーム、ソーシャルハングアウト、自由描画機能を含むゲームは初期設定でカタログから除外される。また、ユーザーは9歳になると「Roblox Kids」から「Roblox Select」へ、16歳になると標準のロブロックスアカウントへ自動的に移行する「アカウント・プログレッション」が採用されている。

保護者がアカウントを紐づけている場合、子どものゲームプレイ履歴やフレンドリストをリアルタイムで把握できるほか、コンテンツレーティングの制限、通信設定、スクリーン時間、毎月の課金限度額を管理できる。今回の実装では、詳細なゲームブロックやダイレクトチャット管理を含む特定の操作権限が子どもが16歳になるまで延長されるほか、デフォルト設定の枠外にある個別ゲームを保護者が内容確認の上で許可できる機能が追加される。

ロブロックスは、チャット機能を利用する全ユーザーに顔認証による年齢確認を義務付けている。本ロールアウトの完了後は、年齢確認を完了していないユーザーは標準アカウントへのアクセスやチャット機能の利用が制限される。今月後半からは、16歳未満のユーザーがユーザープロフィールやゲーム詳細ページなどでソーシャルメディアリンクを共有・閲覧する行為も全面的に制限される。さらに今年後半には、コンテンツレーティングの国際標準である国際年齢レーティング連合(IARC)の枠組みへの移行を開始する予定だ。