PCI-SIGは5月7日(現地時間)、次世代規格「PCIe 8.0」仕様のドラフト0.5を公開した。256 GT/sの転送速度をスタンダードに設定し、最終仕様を2028年中に公開することを目標に掲げている。
チップ間の伝送規格として広く採用されているPCIe規格の最も実験的な「PCIe 8.0」において、仕様ドラフトの0.5バージョンが公開されたという内容。256 GT/sの転送速度を目指し、x16リンクでは最大1.0 TB/sもの双方向帯域幅を実現するとされる。
現在消費者の手元ではPCIe 5.0が実用に供されており、これらとの後方互換性の維持も図られるという。PCIe 6.0からは伝送方式がNRZ(Non-Return-to-Zero)からPAM4(Pulse Amplitude Modulation 4-level)へと刷新される点が大きな特徴で、データのエンコーディングもノイズに耐えられるよう強化される。これによって大幅な帯域幅の拡張と引き換えに、若干レイテンシが増大するとされている。
なおPCIe 7.0は2025年に完成しており、128 GT/sとx16リンク上で最大512 GB/sの双方向帯域幅が実現済み。今後データセンターなどでの採用が見られていくかもしれない。

