App Storeから入手したアプリを起動したところ、「○○○がローカルネットワーク上のデバイスの検索および接続を求めています」というダイアログが現れたのですね? うっかり許可しようものなら不利益を被りそうでなんとなく心配、という人も多いのではないでしょうか。
このダイアログは、アプリのローカルネットワーク(LAN)への接続許可を求めるもので、ユーザのプライバシーに影響します。アプリによっては、ローカルネットワークに接続したとき同じLANに接続しているデバイスの情報を収集するなど、プライバシー保護の観点から事前に確認すべきケースがあるからです。
もっとも、接続許可を与えないと期待した機能を果たせないアプリも多く存在します。たとえば、ルータやWi-Fiアクセスポイントを管理するアプリは、対象機器を検出するためLANへの接続が欠かせません。ビデオレコーダの録画予約アプリも、対象のビデオレコーダを検出できないことには録画予約を実行できないことでしょう。
動画や音楽に関連するアプリの場合、接続許可を与えないとAirPlayを使えなくなる可能性があります。AirPlayは、LAN/Wi-Fiネットワークを利用して映像/音声データを転送するからです。
ただし、ローカルネットワークへの接続許可を与えると、どのような家電を利用しているのか、ルーターなどネットワーク構成はどうなっているのか、というセンシティブな情報をアプリがいつでも取得できることになります。アプリの開発元が信頼できるかどうか、じゅうぶん確認してから決定するようにしましょう。
