初めて起動したサードパーティ製アプリで「◯◯◯から、"連絡先"へのアクセス権を求められています」と表示され、許可するかどうか迷った経験がある人は多いはず。なんでもかんでも安易に許可するのはどうかと思うし、データ流出などのトラブルに巻き込まれてもつまらない、そう考えるのは当然です。
アプリに連絡先へのアクセスを許可すると、以降そのアプリは連絡先データまるごとを自由に読み取れるようになります。内容の変更こそ許されないものの、自分に限らず友人・知人の住所氏名や電話番号、登録していれば本人の顔写真まで、アプリは取得することができます。LINEやFacebook、InstagramといったSNSアプリの多くは、初回起動時に連絡先へのアクセスを許可する仕様です。
その連絡先データをもとにアプリ側が何をするかは不明ですが、SNSアプリの場合はAI解析を行うなどして推薦行為(例:「知り合いかも」)につなげている可能性があります。データの利用範囲はアプリのプライバシーポリシー次第の部分があるものの、いちどアクセスを許可すると個人情報がどのように活用されるかは追跡できず、あとから回収することも困難です。
だからといってアクセスを拒否すると、アプリ本来の利便性を生かせないかもしれません。SNSアプリの場合、友人・知人とのつながりをより強くする役割が期待されるため、連絡先にある情報が役立つことは確かでしょう。
すべてを許可するのはイヤだけど特定の人物だけならOK、という場合は「制限付きアクセス」を利用しましょう。アクセス権を求められたときに「続ける」ボタンをタップし、次の画面で「◯◯◯件のすべての連絡先を共有」ではなく「連絡先を選択」ボタンをタップすれば、選んだ人物だけアクセスを許可する設定になります。
