NTTドコモのモバイル社会研究所は1月29日、スマホ・ケータイの利用に関する調査結果を発表した。2025年1月に実施した調査によると、回答者の8割が「スマホ・ケータイを忘れると落ち着かない」と感じており、若年層では9割に達することが明らかになった。シニア層でも7割を超え、著しく増加している。
15歳~79歳の男女を対象に「スマホ・ケータイを忘れると落ち着かない」と思うかを調査した結果、全体では8割が「そう思う」「まあそう思う」と回答し、多くの人がスマートフォンやケータイを日常生活の必需品と考えていることが明らかになった。
性別では大きな差はなかったが、年代別では若い世代ほど高い傾向があり、若年層(15~29歳)では「そう思う」「まあそう思う」の合計が9割と高い割合になった。
2020年1月に実施した同様の調査と比較した結果、5年前と比較すると各年代ともに「スマホ・ケータイを忘れると落ち着かない」と感じる割合が増加しており、特にシニア層(60~79歳)ではその増加が顕著である。
「スマホ・ケータイでメール・SNSをしていると時間を忘れる」と思うかについての調査では、性別で女性の方が男性よりも高い割合を示した。女性全体で「そう思う」「まあそう思う」合計は52%となった。2020年実施調査との比較では、各調査とも若い世代ほど高い傾向にあるが、全年代において「スマホ・ケータイでメール・SNSをしていると時間を忘れる」と思っている割合が高まっている。
「スマホ・ケータイで動画を見たりゲーム等をしていると時間を忘れる」と思うかについての調査では、性別で大きな違いはなく、年代別では若い世代ほど高い傾向であることがわかった。シニア層(60~79歳)では「そう思う」「まあそう思う」合計が31%を超えている。
2020年実施調査との比較では、全年代で「スマホ・ケータイで動画を見たりゲーム等をしていると時間を忘れる」と思う割合が増加しており、特にシニア層において増加率が高いことが明らかになった。
今回の調査では、若年層・中年層だけではなくシニア層でも日常生活の中でスマホ・ケータイの利用が広がっていることが明らかになった。このことにより、スマホ・ケータイを手元に置くことが安心感や日常の安定につながっていると考えられる。
調査は訪問留置法(調査員が訪問し、調査を承諾した方に紙の質問票を配り、後日回収)を用いて実施された。調査対象は関東・15歳~79歳で、回答数は450人。抽出・割付は層化二段抽出、年齢・性別・地域・都市規模の人口分布に比例して割付され、調査時期は2025年1月。
![「スマホ・ケータイを忘れると落ち着かない」(性別・年代別、単一回答)[%]](images/001.jpg)
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![「スマホ・ケータイで動画を見たりゲーム等をしていると時間を忘れる」(性別・年代別、単一回答)[%]](images/005.jpg)
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