世界的なメモリ需給バランスの崩壊によって、PC製品の価格上昇がみられている。これによる消費者心理で駆け込み需要も発生しており、BTOパソコンの販売を行う企業では各社対応がとられているようだ。一時受注停止や価格改定予告を行うブランドのほか、記事制作時点ではまとまった在庫を確保していたことで在庫分の受注を現行価格で行えるブランドも存在する。

サイコム

サイコム(外部サイト)ではすでにBTOパソコンの受注停止が行われ、12月19日15時から受注を再開予定。「現在、想定を大きく上回るご注文をいただいており、お客様への対応品質を維持するため、全製品の受注を一時停止いたします」と述べており、同社公式Xでは今後納期が伸びてしまう恐れがあるとしつつ、グラフィックスカード以外での値上げは軽微だとしている。

マウスコンピューター

マウスコンピューター(外部サイト)でも受注が想定を上回って増加し、パーツ在庫や工場の稼働状況がひっ迫しているとのこと。一部製品に販売停止・出荷納期遅延が発生するとしており、1月以降の受注再開時にあわせて価格の改定も行うとしている。

ストーム

ストーム(外部サイト)では想定を大きく上回る注文増加により、年内の発送分をすでに締め切っている。18日以降の注文・入金確認・審査完了分については1月6日以降の発送を予定するとしており、構成をカスタマイズして注文するBTOパソコンの年内発送を終了している。なお即納モデルについては12月25日まで受注を行っており、審査完了分から順次当日発送するとしている。

XENOVA(ゼノヴァ)

家具・PCメーカーのXENOVA(外部サイト)は通常営業中。12月20日までは確実に年内発送を行えるが、以降の状況によっては年内の発送に間に合わなくなる場合があるとのことで、ケースやオプションの在庫について随時公式Xで発信されている。

特に言及していない各社

そのほか、国内メーカーとしてはパソコン工房(外部サイト)、ツクモBTO(外部サイト)、アーク(外部サイト)、FRONTIER(外部サイト)等が営業しているが、通常営業を維持しているようだ。製品によってはパーツの在庫払底で選択できなくなっているものもあるほか、年内発送対応できる受注を終了しているメーカーもある。いずれにしても年内に受け取りたい場合ははやめに構成を考えるか、即納モデルを検討するとよいだろう。