OPPOは10月28日、フラッグシップスマートフォンの新製品「Find X9」「Find X9 Pro」を海外で発表した。ハッセルブラッドと共同開発した200MP望遠カメラや7000mAhを超える大容量バッテリーを搭載し、カメラ・バッテリー・性能の全方位で強化を図った。Find X9 Proは、望遠性能を高めるテレコンバーターも別売で用意する。グローバル市場では11月上旬から順次販売する。日本での発売は未定。

  • 200MPの望遠カメラを搭載したフラッグシップスマートフォン「Find X9 Pro」

    200MPの望遠カメラを搭載したフラッグシップスマートフォン「Find X9 Pro」

  • こちらは「Find X9」

    こちらは「Find X9」

上位機種のFind X9 Proは、スマートフォンとしては初めて200MP(2億画素)センサーを搭載した望遠カメラを採用したのが特徴。1/1.56インチの大型センサーと光学3倍の望遠レンズを組み合わせた。最大13.2倍のロスレスズームが可能で、野生動物やコンサートなどの撮影に適している。

  • 最大13.2倍のロスレスズームができ、コンサートの撮影にも向く

    最大13.2倍のロスレスズームができ、コンサートの撮影にも向く

  • 独自のコンピュテーショナルフォト技術「LUMO Image Engine」により、自然に仕上がる

    独自のコンピュテーショナルフォト技術「LUMO Image Engine」により、自然に仕上がる

さらに、Find X9 Proは専用設計のテレコンバーターも用意し、装着すると光学10倍(230mm相当)の望遠撮影が可能になる。写真では最大200倍、動画では最大50倍のデジタルズームも可能。メインカメラは1/1.28インチセンサー。

  • Find X9 Pro用のテレコンバーター

    Find X9 Pro用のテレコンバーター

Find X9は、メインカメラが1/1.4インチの50MPカメラ、望遠カメラが1/1.95インチの50MPカメラ。

バッテリー容量はFind X9が7025mAh、Find X9 Proが7500mAhと、OPPOのフラッグシップモデルで最大となる。充電は有線が80W、ワイヤレスが50Wに対応する。

プロセッサはMediaTekの最新チップセット「Dimensity 9500」を搭載。前世代比で最大32%の性能向上と55%の消費電力削減を実現したとしている。

本体はIP66/IP68/IP69の防水性能を備える。本体サイズは、Find X9が156.98×73.93×7.99mm、重さは203g。Find X9 Proが161.26×76.46×8.25mm、重さは224g。