デル・テクノロジーズは10月17日、教育機関向けに高い耐久性を備えたChrome OS搭載ノートPC「Dell Chromebook11 2-in-1」を発売した。堅牢な設計と優れた保守性を特徴としている。
「Dell Chromebook11 2-in-1」は、クアッドコアのIntel N150プロセッサと高速LPDDR5Xメモリを搭載した11インチの2-in-1モデル。
米国防総省の調達基準「MIL-STD 810H」に準拠し、約120cmからの落下テストや数千回のヒンジ開閉試験をクリアしている。キーボードやバッテリーをモジュラー化することで、メンテナンス性も高めた。
角を丸くしたゴム引きデザインやCorning Gorilla Glassの採用により、落下や傷への耐性を強化。最大335mlの耐水性を備えた固定式キーボードも搭載している。
動作面では、Chrome OSの軽快さを生かし、最大約13時間のバッテリー駆動を実現。Wi-Fi 6EやUSB Type-Cなどを備え、内蔵カメラとノイズキャンセリングマイクによりオンライン授業にも対応する。
本体底面に最大30%の再生プラスチック、バッテリーに80%低コバルト素材を採用。さらに梱包材には100%再生または再生可能資材を使用するなど、環境負荷の低減にも配慮している。
主なスペックは、CPUがインテル N150(4コア/0.8GHz~3.6GHz、6W)、メモリが4GBまたは8GB LPDDR5/LPDDR5x、ストレージが64GB eMMC(オンボード)、液晶が11.6型IPS(1,366×768ドット、タッチ対応、非光沢)、OSがChrome OS。
ネットワークはWi-Fi 6E、Bluetooth 5.3。インタフェースはUSB 3.2 Gen1 Type-C×2、USB 3.2 Gen1 Type-A×1、ヘッドセット/マイクコンボジャック、720pまたは1080p HD Webカメラなど。本体サイズはW303.9×D207.9×H21.9mm、重さは約1.41kg(構成により異なる)。






