米Googleは8月27日(現地時間)、Pixelシリーズのスマートフォン/タブレット/スマートウォッチおよびFitbit製品向けの新たな有料補償プログラム「Pixel Care+」を米国で開始した。
近年、スマートフォンの高機能化に伴い、その販売価格は上昇の一途をたどっている。日本では円安の影響も含まれるが、ドル高の米国においても1000ドルを超えるモデルが珍しくなくなった。一方で、日常的に持ち歩くスマートフォンは落下や水没といったリスクを常に抱えており、ユーザーの懸念は強まっている。
スマートデバイス購入時に付帯するメーカー保証は、一般にユーザーに過失のない「自然故障」のみを対象とする。誤って落下させて画面を割るといった「偶発的な損傷」は対象外であり、高額な修理費用が発生する場合がある。Pixel Care+はこうした偶発的損傷に対し、従来の有料サービス「Preferred Care」よりも手厚い補償を提供し、生活に欠かせないスマートデバイスを安心して利用できるようにする。いわば「デバイスの保険」のようなサービスであり、以下のような特典を含む。
- 偶発的損傷、延長保証請求、機械的故障に対する回数無制限の請求
- 画面修理および経年劣化したバッテリーの交換(残容量が初期の80%未満の場合)の無償提供(Pixel Foldの内側画面の修理は対象外)
- Google純正部品による修理と交換
- Pixel 専門スタッフによる優先サポート
- 盗難・紛失補償(オプション): デバイスの盗難や紛失に備えることも可能(請求回数は12カ月で2回まで)。
料金は製品モデルごとに異なる。例えば、Pixel 10 Pro Foldは月額16ドル(盗難・紛失追加で18ドル)、Pixel 10は月額9ドル(同10ドル)。Pixel Watch 4は月額5ドル(同6ドル)である。
2年間の一括プランも選択でき、Pixel 10 Pro Foldは299ドル(盗難・紛失追加で339ドル)、Pixel 10は179ドル(同199ドル)、Pixel Watch 4は99ドル(同119ドル)である。申込みは、購入から60日以内にGoogle StoreまたはMy Pixelアプリから行う。
Googleの既存の有料デバイス保護プログラムであるPreferred CareやFi Device Protectionの加入者については、数カ月をかけて段階的に新プログラムへ移行させるという。

