コーエーテクモゲームスは、「仁王」シリーズ最新作『仁王3』を2026年初頭に発売する。プラットフォームはPlayStation 5(PS5)、Steam。6月5日にはアナウンストレーラーを公開した。
開発は、前作に引き続き「Team NINJA(チームニンジャ)」。「仁王」シリーズ初となる“オープンフィールド”を採用するほか、「サムライ」と「ニンジャ」の2つのバトルスタイルをリアルタイムに切り替えながら戦う新たな戦闘システムなどを搭載する。
「サムライ」は、近接攻撃と気力管理に長けるスタイル。戦闘中に気力を回復させつつ敵の作り出した常世(とこよ)を祓うことができる「残心」に加え、「構え」で多彩な攻撃アクションを楽しめるほか、「捌き(さばき)」で相手の攻撃を受け流し、「技研ぎ」で強化した武技を連携させることで、より高いダメージを狙える。
一方の「ニンジャ」は、高い機動力を活かしてヒットアンドアウェイと空中アクションで敵を翻弄する新しいスタイル。攻撃後に素早く身を翻す「霞(かすみ)」や、遠隔攻撃主体の「忍術」による絶え間ない攻撃が特徴で、忍者らしく敵を背後から攻撃するとより大きなダメージを与えられる。「忍術」は、従来作と違って戦闘中に溜まるゲージを消費することで回数制限なく使用可能。スキルを習得していくと、空中でも自在に動き回れるようになるなど、従来の「仁王」シリーズ以上のスピード感のある立ち回りで強敵に挑むことができるという。
キャラクタークリエイト機能も引き続き搭載。は「サムライ」と「ニンジャ」それぞれのスタイルに異なる外見を設定することも可能になった。
他のプレイヤーを助っ人として呼び出したり、他のプレイヤーを助けにいくことができる「まれびと招喚」のほか、複数プレイヤーと一緒にオープンフィールドを探索できる「常世同行(とこよどうこう)」なども搭載する。
6月5日には、PS5で「α体験版」の配信を開始。配信期間は2025年6月18日まで。公式Xではα体験版配信を記念したキャンペーンも実施中だ。α体験版に登場するボスを倒した人には、製品版で使用できる装備アイテム(兜)をプレゼントする。なお、α体験版では、製品版と同様、最大3人でのオンラインマルチプレイにも対応する。
『仁王3』アナウンストレーラー