ゲームプレイを快適にするさまざまな機能を搭載
ゲーミングスマートフォンとして、数々の機能も盛り込まれています。搭載されているアプリ「Armoury Crate」はPC向けにも提供されているゲーム管理アプリで、現在のシステム温度やパフォーマンスの設定を行うことができます。
電源ボタンを上にして横持ちし、ゲームコントローラーのように構えたとき、人差し指があたる側面に超音波式のボタン「AirTrigger」が配置されているのは従来通り。左右それぞれのエリアを分割して2つのボタンとして動作させることもできますし、左右にスワイプする動作に機能も割り当てられます。
画面のタッチに割り当てが可能なので、すべてのゲームで利用することはできます。タップやスワイプなど、いずれかにしか割り当てられないのですが、例えば左右それぞれエリアを分割する機能を使えば、実質4つのAirTriggerを割り当てられます。ちょっと操作は難しくなりますが、慣れている人であれば便利そうです。
そのほか、様々なゲーム用機能があるので、ゲーミングを重視するユーザーにとっては便利でしょう。ゲーム画面にオーバーレイして表示される「Game Genie」は、26個の機能を備えているそうです。画面上にコントロールアイコンが表示されるので、リフレッシュレートやネットワーク、パフォーマンスなどの設定をワンタッチで切り替えたり、X SenseやAI Grabberなどの機能を起動したりできます。
アイテムを自動収集したりスキルの自動実行をしたり、会話のスキップなどができる「X Sense」、ゲーム画面のテキストを選択して翻訳したりWeb検索したりが可能な「AI Grabber」、マクロ機能なども便利な機能です。
ゲーム機能ではこのほか、本体背面に搭載されたミニLEDを使った「AniMe Vision」を搭載。ミニゲーム「AniMe Play」をプレイすることができるようになっています。「Pro Edition」には「AeroActive Cooler X Pro」が付属(オプションとしても購入可能)。冷却効率を向上させて長時間のゲームプレイが可能になるほか、サブウーファーを搭載して音圧が向上します。
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昔懐かしのゲームが本体背面で楽しめるAniMe Play
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インベーダーゲームなどが楽しめます
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実際のプレイ画面
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AniMe VisionではLEDのエフェクトを設定可能
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時計やバッテリー残量なども表示できます
AeroActive Cooler X Proにはデュアルボタンが搭載されていて、ゲーム操作を割り当てることで、AirTriggerをさらに拡張して多彩なボタンコントロールが可能になります。
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AeroActive Cooler X Pro
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AeroActive Cooler X Proは冷却性能を大幅に向上させてくれます
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AirTriggerとAeroActive Cooler X Proのボタンを組み合わせて操作できます
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AeroActive Cooler X Proへのボタン割り当ても可能です
これらの豊富なゲーム補助機能を搭載しており、単に「パフォーマンスが高い」だけのゲーミングスマートフォンではないのが、「ROG Phone 9」シリーズの魅力と言えるでしょう。