通知といえば、最新情報をタイムリーに届けてくれる便利な機能。ときどき件数の多さに困ることもあるけれど、特にニュース系アプリでは必須の機能ですよね。

その通知が、アプリを削除していないにもかかわらず届かなくなったことには、いくつかの原因が考えられます。ユーザ側、アプリ開発者側、それぞれの例を挙げてみましょう。

ユーザ側に削除/アンインストール以外の原因があるとすれば、集中モードの設定で通知を停止したか、アプリを非表示(iOS 18の新機能)に設定したかが考えられます。いずれもスイッチをオンにする程度で通知を停止/再開できるため、元に戻すことを忘れてしまったのかもしれません。設定を確認してみましょう。

アプリが自動削除された可能性もあります。iOSには、内蔵ストレージの空きを確保するために一定期間使用されていないアプリを自動削除する機能があり、その場合通知は届かなくなります。アプリのアイコンに雲マークが付いている場合は自動削除済ですから、タップしてアプリ本体を再ダウンロード後に起動すれば、再び通知が届くようになります。

アプリ開発者側の事情で通知が届かなくなることもあります。App Storeで配布されるアプリは、セキュリティ確保のためAppleが発行する「APNs証明書」の用意が義務付けられ、その有効期間は1年とされています。期限が切れたアプリは通知が機能しなくなるため、その場合はアップデートなどアプリ開発者側の対応を待つことになります。

  • 削除していないのに、最近通知が届かないアプリがある場合には