VAIOは1月21日、同日KDDIが発表した無線WANに関する新しいビジネスモデル「ConnectIN(コネクティン)」の採用を明らかにした。法人向け製品への展開を予定しており、開始日はまたあらためて公表するとしている。
VAIOは3G通信の時代から無線WAN搭載PCの開発に着手してきたとしており、今回どこでも無線WAN接続を行えるKDDI「ConnectIN」の採用を決定。いつでもどこでも制限なく無線WAN接続を行えるようになることで、VAIOが目指す「ユーザーに意識させない本当の常時接続」を実現するという。なお、法人向けVAIO PCにおける無線WAN搭載率は、30%を超えているようだ。
1. VAIOの無線WAN搭載PCの開発
VAIO PCには3G通信だった2007年から無線WANが搭載されており、2015年にはPC向けに最適化されたVAIOオリジナルSIMカードの販売も行っています。 現在販売するVAIO PCにおいては、PC利用時に最も高い位置となるディスプレイ上端に配置することで、通信の安定性を高めています。
2. 長野県安曇野市の本社・工場でのアンテナ性能にこだわったものづくり
長野県安曇野市のVAIO本社・工場には30年にわたりPCを生産し続けてきたからこその独自の設備・技術が充実。5Gまで測定が可能な自社設備も完備しています。 こうした設備も活用しながら、アンテナ性能を含む品質にこだわったものづくりを実践しています。