◆Avatar Frontiers of Pandora(グラフ22~28)
Avatar Frontiers of Pandora
Ubisoft
https://www.ubisoft.com/ja-jp/game/avatar/frontiers-of-pandora
ベンチマーク方法はこちらのAvatar Frontiers of Pandoraの項目に準ずる。設定は
全体的な品質:ウルトラ
アンチエイリアス:テンポラル
である。
結果(グラフ22~24)を見ると、まぁ変動があるのは2Kのみといったところであるが、最高速がRyzen 5 7600Xで、これにCore i5-14600Kが続くという面白い結果になっている。ただ最高速のRyzen 5 7600Xと一番遅いRyzen 5 9600Xの差は2.4fpsほどであり、170fps超えでの2.4fps程だから大きな差とは言い難いのだが。
フレームレート変動(グラフ25~28)を見ると、例えば2K(グラフ25)55秒~70秒あたりでは確かにRyzen 5 7600XとかCore i5-14600Kのフレームレートが高めで、これが平均フレームレートの値を押し上げているのだとは思うが、ただそれ以外はほぼ変わらなかったりするあたり、全体としてそう大きな差は無いものと考えられる。
◆Borderlands 3(グラフ29~35)
Borderlands 3
2K Games
https://borderlands.com/ja-JP/
ベンチマーク方法はこちらのBorderland 3の項目に準ずる。設定は
全体的な品質:高い
アンチエイリアス:テンポラル
である。
まず結果(グラフ29~31)を見ると、これもAvatar Frontiers of Pandora同様に変化があるのは2Kのみだが、その2KではRyzen 7 7800X3DとRyzen 7 7900Xのみ270fps超えなのは流石である。フレームレート変動(グラフ32~35)を見ても、2.5K以上はほぼ1本の線(強いて言えば2.5Kの75~95秒あたりでちょっと差が見られる程度)だが、2K(グラフ32)の70秒以降での差が大きく、これが平均フレームレートの差に繋がったものと考えられる。
◆Company of Heroes 3(グラフ36~42)
Company of Heroes 3
Relic Entertainment
https://www.companyofheroes.com
ベンチマーク方法はこちらのCompany of Heroes 3の項目に準ずる。設定は
Image Quality:High
とした。
さて、意外に大きなばらつきが出たのがこのCoH。結果(グラフ36~38)を見ると、2Kでの最高速はRyzen 7 9700Xだし、Ryzen 5 9600Xも最高速とは言わないものの、Core i5-14600Kに近いところまでフレームレートを上げている。フレームレート変動(グラフ39~42)を見ると、2Kの場合は40秒あたりからグラフが分離を始め、60秒以降から明確にグラフが分離するが、この後半の負荷が高い(兵器ユニットや兵士ユニットが大量に出てくるあたり)から性能差が露呈するようだ。2.5K以上でも、やはり60秒以降で多少ばらつきが見られるが、こちらはそろそろ描画負荷の方がボトルネックになるのか、大きな差にはなっていないようだ。
◆Cyberpunk 2077(グラフ43~49)
Cyberpunk 2077
CD PROJEKT RED
https://www.cyberpunk.net/us/ja/
ベンチマーク方法はこちらのCyberpunk 2077の項目に準ずる。設定は
Quick Preset:High
Ray Tracing:Off
とした。
結果(グラフ43~45)を見るとこちらもまた差が出るのは2Kだけであり、最高速がRyzen 7 7800X3D、次いでRyzen 7 7900Xというのも判るが、その次に付けているのがRyzen 5 7600Xというのはちょっと解せないものがある。
ただこれはフレームレート変動(グラフ46~49)で理解できた。2K(グラフ46)で、Ryzen 5 9600Xには結構な頻度でのスパイク状のフレームレート低下がみられる。一番多いのはCore i5-14600Kだが、これに次ぐ多さである。またなぜかは判らないが25秒~35秒でフレームレートがやや低めに推移しており、この辺が平均フレームレートを下げる要因になっているようだ。ちなみに2.5K~4Kではもう完全に一本の線になっており、ここでフレームレートの差はみられない。