米Metaは6月25日(現地時間)、ソーシャルメディアサービス「Threads」のフェディバース(Fediverse)統合のアップデートを発表した。

25日から100カ国以上で、Threadsでプロフィールを公開している18歳以上が、ThreadsのActivityPubサポートによるフェディバース統合機能(ベータ)を利用できるようになった。開始するには、設定の[アカウント]で[フェディバースでのシェア]をオンにする。

また、フェディバースで接続するソーシャルメディア・プラットフォームに表示されるThreadsの投稿に対する返信や「いいね!」を、Threadsで確認できるようになった。これまでは投稿への返信や「いいね!」がThreadsに表示されなかったため、確認のためにプラットフォーム間を行き来する必要があった。

フェディバースは、様々なソーシャルメディア・プラットフォームが独立しながらも相互に情報を共有できるよう設計された、分散型のインターネットネットワークである。MetaはThreadsでActivityPubをサポートしており、最終的には、MastodonやGNU socialなどActivityPubを採用する他のソーシャルメディア・プラットフォームとのサービスの枠を超えた交流やコミュニティの形成を実現しようとしている。