友だちと待ち合わせするとき、正確な到着時刻を予想できないとしたらどうします? 基本的に定刻どおり運行する電車はともかく、混雑した道路を走る路線バスは遅れがち。だから到着時刻は余裕を持って設定しますが、マイカーの場合はどうしても渋滞にハマったり道を間違えたりするもの。移動に1時間以上かかるほど遠方の場合、そもそも正確な到着時刻の予想は困難です。
そんなとき活用したいのが、「探す」アプリを使った「位置情報の共有」。待ち合わせする相手が、自分がいま現在どこにいるのかマップ上で確認できれば、待たされるイライラも減るというもの。相手の家までクルマで迎えにいくという場合、あと○分くらいかな? と到着までの時間を見積もりやすくなります。「いま○○を通可」といった情報を電話やSNSで知らせる必要もありません。
マップアプリでも自分の位置情報を提供できますが、あくまで特定時における位置情報を送信するにすぎません。待ち合わせのときのように、移動し続ける相手の位置をリアルタイムに知りたい場合には、「探す」アプリのほうが適しています。
手順はかんたん。「探す」アプリの「人を探す」タブで「+」ボタンをタップし、現れたシートの「自分の位置情報を共有」をタップします。すると、位置情報を共有する相手(自分の位置情報の参照を許可する相手)を選択する画面が現れるので、「+」ボタンをタップして連絡先アプリに登録した人物の中から選びます。
画面右上の送信ボタンをタップすると、位置情報を共有する期間を選択できます。「1時間」と「明け方まで」、「無制限」の中から用途に適したものを選べば、共有した相手はすぐに自分の現在地を捕捉できるようになりますよ。