ドリコムは、同社が商標権を保有するIP「Wizardry」に関して、シリーズの第1作目「Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overlord(邦題:ウィザードリィ 狂王の試練場)」のフル3Dリマスター版を、5月23日に正式リリースすると発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam)。日本語を含む6カ国語に対応する。ネットでは「待ってた」「楽しみだなぁ」などと注目が集まっている。

  • 初代Wizのフル3Dリマスター版「ウィザードリィ 狂王の試練場」5月23日正式リリース決定

    初代Wizのフル3Dリマスター版「ウィザードリィ 狂王の試練場」5月23日正式リリース決定

「ウィザードリィ 狂王の試練場」は、1981年にApple II向けに発売された史上初のパーティ型3DダンジョンRPG。プレイヤーはパーティを編成し、コマンド式戦闘を繰り広げ、迷宮を探索することになる。RPGというジャンルのスタンダードを確立した作品として知られ、現在の家庭用・パソコン用RPGに大きな影響を与えたとされている。

米ゲーム開発会社・DIGITAL ECLIPSEによる今回のフル3Dリマスター版では、オリジナル版のゲーム性はそのままに、より遊びやすくグラフィックや、パーティ編成、ダンジョンでの移動、呪文の発動、戦闘の操作性などの改良が行われているという。

  • ゲーム画面

  • 戦闘画面

本作は、2023年9月からPC版のアーリーアクセスが実施されており、参加ユーザーからのフィードバックを受け、Unreal Engineによる美しいグラフィックの追加や、ゲーム設定を調整できるユーザー選択式のオプション追加などの改良も行う予定とのこと。

また、遭遇した敵の情報を記録し、敵の強さと弱点を確認できるモンスター図鑑も追加。モンスターテキストは、「ウィザードリィのすべて」「小説ウィザードリィ 隣り合わせの灰と青春」などで知られるベニー松山氏が担当する。

対応言語は、英語と日本語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語に完全ローカライズ対応を予定する。

ネット上では「リメイクWiz、PCだけじゃなくPS4やSwitchでもできるんか」「待ってた」「ワイヤーフレームの方が良かった」「おー!Switch版も出るのね!携帯機でプレイできるのはホント嬉しいわ」「これは楽しみだなぁ」などの声が寄せられた。