家で一緒にゲームしよう、ネット動画を見よう、先日の旅行で撮影した写真の鑑賞会を開こう、という場面ではWi-Fiネットワークへの接続がちょっとしたハードルになります。AirPlayなど同じWi-Fiに接続しないかぎり使用できない機能/サービスは多数存在しますから、スマートに済ませたいですよね。

しかし、最近のWi-Fiルータ/アクセスポイントでは、英小文字や大文字、数字がひととおり使用されていることが珍しくありません。パスワードは紙に書くと大文字の「O」と数字の「0」の区別がつきにくいし、かといって読み上げると聞き違えが起こりストレスです。セキュリティの観点からも好ましくありません。

お客が同じiPhoneユーザなら、Wi-Fiパスワードの共有機能を利用しましょう。使い方はかんたんですが、少しばかりのコツと準備が必要です。

まず、Wi-Fiに接続した自分のiPhoneの連絡先アプリに、お客のiPhoneでApple IDとして使用しているメールアドレスが登録済なことを確認します。次に、お客のiPhoneでWi-Fi設定画面を開き、自宅のWi-Fiネットワーク名(SSID)をタップします。パスワード入力画面が現れるので、そのまま待機してもらいましょう。

問題なければ、パスワード入力画面が表示されている間に、自分のiPhoneをお客のiPhoneに近づけます。すると、「（Wi-Fiネットワーク名）のWi-Fiパスワードを〇〇さんと共有しますか?」と確認を求められるので、「パスワードを共有」ボタンをタップすればOKです。これで、お客のiPhoneのWi-Fi設定画面には自動的にパスワードが入力されたはずですよ。

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